モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2005年12月14日(水)
快晴

茨城県水戸市 偕楽園の二季咲桜



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1.
二季咲桜のうち、形がよいほうの木。
花はすでに茶色くなっているものが多い。
2005.12.14-茨城県水戸市 偕楽園(66K)

2.
二季咲桜の大木。形は少し複雑。
2005.12.14-茨城県水戸市 偕楽園(60K)

3.
寒い青空に映える桜。
2005.12.14-茨城県水戸市 偕楽園(72K)

4.
花のアップ。
少し釣鐘状に咲く。
2005.12.14-茨城県水戸市 偕楽園(37K)



旅日記

今日は、紅葉前線を追いかけて南九州まで行った旅の最終日だ。
今日は紅葉ではなく水戸市偕楽園の桜を見て実家に戻る。水戸周辺の紅葉はもうほとんど終わってしまっている。

偕楽園は、水戸藩主徳川斉昭(最後の将軍徳川慶喜の実の父)が作った。皆が楽しめるようにという意味を込めて、中国の古典「孟子」の一節から名づけた。園は梅でよく知られている。100種類3000本の梅があるが、こちらのほうはまだ咲いていない。

ここにある秋咲きの桜は二季咲桜で、四季桜の仲間。例年10月終わりから12月初旬にかけてと、春に開花する。
好文亭という建物の前にある形の良い木はかなり散っている。木に残った花もあるが少し茶色くなってしまっている。残念ながら花の盛りを逃したようだ。
近くにあるより大きな木のほうはもっと花が少ない。この木は太い枝が横方向に伸びている。花芽はどの枝にもある程度付いているものの、秋に花を開く枝は太い枝1本と決まっているようだ。
初代の木は、ある水戸藩士の屋敷にあったものをここに植え替えたものという。

今年の花見はこれで終わりになると思う。


今年は、これまで聞いたことがないよい桜にいくつも出会うことができた。秋田県湯沢市の雲岩寺青森市の妙見神社、そして、東京の桜を数百箇所ご存知というタクシー運転手さんに教えていただいた場所(part1,part2)もすばらしかった。
これからは、これまでの桜情報の範囲を超えて、よい桜を探していこうと思っている。

今年は11月に仕事を辞めてしまったのが自分でも計算外だった。さすがに本厄である。でも来春にじっくりと桜を巡る時間ができた。
来春はこれまでと少し違った形で桜を見たいと考えている。

来年もよろしくお願いします。>読者の皆さま & 全国の桜たちへ


今日の食事

今朝までの睡眠時間:
8時間。常磐自動車道下り友部サービスエリアにて車泊。
最後の最後に約1ヶ月の旅で最も寒い車泊となった。今日の水戸の気温はマイナス5.5度まで下がった。私が起きたとき、車内のガラス窓の他、車の内壁にも樹氷のような氷がうすく付着していた。自分の息の水分が凍ったものだ。フロントガラスには霜が降り、10分ほど暖機しないと前が見えなかった。

今日の車の走行距離:
38Km。
紅葉(+少しだけ桜)を追う旅を終えてようやく実家に戻ってきた。31日間で7,030Kmを走った旅だった。

今日の昼寝:
なし

今日の宿:
茨城県の実家。


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