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2006年1月23日(月)
曇一時晴れ、一時雨
沖縄県那覇市首里
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1.
那覇市内で見つけた民家の桜。
2006.1.23-沖縄県那覇市首里(69K)
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2.
こちらも民家の桜。
2006.1.23-沖縄県那覇市首里(69K)
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旅日記
2006年の桜旅は沖縄からスタートする。
この冬は例年よりも寒くなった。沖縄ではここ数年暖冬が続いていたが、本土と同様に寒い冬になっているという。
日本にあるほとんどの桜は、ある程度寒い期間を経験しないと春に花を開かない。この目覚めのことを休眠打破という。沖縄にあるカンヒザクラ(寒緋桜)も同様だ。
私は1998年から6回沖縄を訪ねているが、どの年も暖冬と言われていて、桜の咲き具合もあまりよくなかった。暖冬だと休眠打破が遅くなるかはっきりしなくなるためだと思う。寒くて困っている方々には申し訳ないが、寒い冬になった今年こそはよい花が見られるのではないかと期待している。幸いにも去年は台風が少なかったため、台風の影響も少ないと思われる。
粉雪も舞う寒い茨城を朝に出発し、羽田から飛行機を使って那覇空港着は午後2時半頃。ホテルにチェックインした後首里城周辺を歩いてみる。
おお、民家に植えられている桜が見頃を迎えているではないか。しかも、カンヒザクラとしては今まで見たことがないくらい花付きがいい。1本の木の中で多くの花が同時に開花しているようだ。やはり寒さのせいで休眠が十分だったということだろう。
明日はいよいよ、私が沖縄で一番の名所だと思っている本部町八重岳に向かう。こちらも期待できそうだ。
今日の食事
上右は香りの良いムーチー(鬼餅)、
上左から四つ竹の琉球宮廷料理、
下右は伊勢えびの焼き物
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- 朝:実家にて、食パンにいちごジャムをつけて食べる。デザートはバナナ。飲み物は、しばらくありつけないであろうレギュラーコーヒー。
- 昼:羽田空港で買った空弁「トンポー」を機内で食べる。中華料理のトンポーローに似た豚肉がおいしい。味付け卵もなかなか。デザートは神戸ドーナツ。
- おやつ:首里の石畳沿いにある「瑞盛館」で、ムーチー(鬼餅)をいただく。ムーチーは香りの良い月桃(ゲットウ、サンニンとも)の葉で餅をくるんで蒸したものだ。このお店ではもちの中に紅芋のあんを包んでいるという。また、葉からはがしやすいように餅の周りにぶどうの種から取った良質の油を塗っているそうだ。確かに餅は葉からつるりとはがれた。
月桃の香りと、紅芋あんの口当たりがいい、おいしいおやつだった。
- 夕:那覇で泊まるときは必ずと言っていいほど立ち寄る、「四つ竹国際通り店」で、琉球舞踊を楽しみながら琉球宮廷料理をいただく。ちょっと張り込んで伊勢えびの焼き物付きにした。他に、きびなごの唐揚・だいこんのなます添え、ジーマーミー(ピーナツ)豆腐、ミミガー(豚の耳のうす切り)、豆腐よう(豆腐の泡盛漬)、ミルダヌ(豚肉の上にたっぷりの黒ごまを乗せて蒸したもの)、もずく酢、クブイリチー(昆布の炒め物)、三枚肉(豚肉)の煮物・厚揚・さやいんげん添え、紅いも、中身汁、ジューシー(水分の少ない雑炊)、脂味噌、漬物など。
舞台の上では琉舞も紅柄も美しい。
- 今朝までの睡眠時間:
- 5時間半。長旅の出発前はやはり緊張して寝不足になる。
- 今日の車の走行距離:
- なし。
- 今日の昼寝:
- 上野駅に向かう特急列車の中で10分。機内で30分。
- 今日のフライト:
- JAL1915便 羽田11:35発那覇14:20着のところ、出発、到着とも10分ほど遅れ。機材はB747-400。久しぶりに乗るジャンボ機だ。修学旅行生と一緒とのことで騒がしいのを恐れたが、お行儀がいいせいか静かでよかった。
- 今日の宿:
- 沖縄第一ホテル。築50年に迫ろうかという古い建物だが、室内は古き良き沖縄流で彩られている。文化人、作家、芸能人などの利用も多いそうだ。
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