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1. 桜のトンネルの朝の表情。 1999.5.7--北海道静内町 二十間道路(73K) |
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2. 種畜牧場内の大木。 1999.5.7--北海道浦河町 日高種畜牧場(63K) |
3. 馬の親子と桜。 1999.5.7--北海道浦河町 日高種畜牧場付近(37K) |
いよいよ今日が北海道滞在最後の日となる。
朝は日の出とともに起きた。時刻は午前4時半頃。車載の温度計によれば、去年と同様に、目覚めた時の気温は0度近くまで下がっていた。歩道の一部が凍っていた程だった。
二十間道路の桜並木は全長8Km。ここは北海道屈指の桜の名所だ。
この道路は明治36年に作られたものだ。幅が二十間(約36m)あるためこう呼ばれるようになった。大正5年から約3年かけて、牧場職員が近隣の山々からオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)などの植樹を行なったという。
平日の早朝のため私以外に観光客はいない。誰もいない桜のトンネルをゆっくり散歩した。
静内の桜並木を堪能した後、昨日夜桜を撮影した日高種畜牧場に戻る。
ここには昭和8年頃に約3,000本のオオヤマザクラが植樹されたそうだ。桜並木は日高山脈に向かって約3Km続いている。
近くの牧場にも見事なオオヤマザクラが多い。桜いっぱいの牧場に、何組かの馬の親子が放牧されていた。子馬たちが思い思いに草を食む姿はとても微笑ましい。子馬は、時々母親にねだってお乳を吸わせてもらっている。
桜前線はこれから北海道の北部や東部、そして大雪山系などの高山部を目指して進んでいくはずで、これから見頃を迎える名所は多い。しかし、会社の休みの関係上、私はこれで北海道を離れなくてはならない。
今年の車泊の旅でも素敵な桜をたくさん見せてもらった。
東北と北海道の桜たちに、ありがとうと言いたい。
今日の食事
今日の宿:ブルーハイウェイライン23:40苫小牧発大洗行き「さんふらわあみと」。