モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2012年7月1日(日)
快晴、登山としては暑い。山で23度近く

北海道清里町 斜里岳



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1.
10本目くらいでやっと見つけた千島桜。
背景は斜里岳山頂。
2012.7.1-北海道清里町 斜里岳

  2.
花のアップ。
千島桜としては平均的な大きさの
花と言えるだろうか。
葉が一緒に出るのは千島桜の特徴。
2012.7.1-北海道清里町 斜里岳
 
3.
マルハナバチの系統だと思う。
花から花へと大忙し。
花期が短いことを知っているのだろうか。
2012.7.1-北海道清里町 斜里岳

  4.
2本目に花を見つけた桜。
背景はやはり斜里岳頂上。
2012.7.1-北海道清里町 斜里岳
5.
3本目に花を見つけた桜。
この後更に6本の花を見た。
2012.7.1-北海道清里町 斜里岳



旅日記

再度繰り返すが、登山は大嫌いだ。
でも、山でしか桜が見られない時期なので、やむなく登る。
これまで私は日本で毎月桜を見て130ヶ月。今月だって外すわけにはいかない。

6年前と同様に斜里岳に登る。本当なら、先日の羅臼岳登山から中2日あけたいところだが、明日以降の天気が悪いようなのでいたしかたない。

7時55分、新しい清岳荘から登山開始。一旦標高約675mまで下り、そこから登山道へ入る。
今日も大気は安定はしているようだが、登山には暑い。標高約1240mで23度あった。今日も500ccのペットボトル2本を持っているが、順調に消費してしまう。

荷物を軽量化したことも手伝って登山自体は順調に進む。しかし、沿道の桜には全く花が残っていない。みんな結実を始めている。半泣きになりそうだ。「明日はあそこへ行こうか、それとも別の山に登ろうか」などと別案を考えたりもする。

焦りながら9合目を過ぎ、胸突八丁で斜面と戦っている最中にやっと花を見つけた。良かった。今日も登ってきた甲斐があった。
結局標高約1385m周辺には花を残した千島桜が3本あった。

9合目半の馬の背からの景色。
かすんでいるが、
左奥が摩周湖、右奥が屈斜路湖。
更に歩みを進め、9合目半の馬の背に。この辺りが森林限界で、ここから上には桜はない。
桜がないためこれまで3度の登山ではここから先に進んだことはないが、今日は山頂を目指してみる。
しかし、やはり桜はなかった。標高1635mの山頂では気温14度と低く、風速は10mを超えていて帽子をかぶっていると確実に飛ばされる。記念写真だけ撮ってそそくさと降りる。

下山ルートは新道だ。花の多少はあれ、そこでも新たに6本の桜が花をつけているのを見た。結局これで9本となった。
ただ、以前登った時よりも花をつけた木の数が少ない。どうも山の季節の進みが早いようだ。

標高差約440mの直下降も征服し、なんとか16時半頃に下山。
標高差約960mはかなりきつい。

転倒2回(ガレ場)、頭をぶつけること8回、ヒザぶつけ2回、ジーンズはドロドロ、スニーカーはびしょびしょ(13回の渡河でやむを得ず靴を濡らした)とさんざんな目に遭った。

今日見た桜をまとめておく。

9合目胸突八丁3本開花中
上二股〜熊見峠(新道)6本開花中

さあ、これで今年最後の登山が終わった。
最後はおそらく、海の日あたりの知床で締めくくることになる。
果たして桜は咲いていてくれるだろうか。


食事などの価格を記載していることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。


今日の食事
上はおやつのドーナツ、
中段はおにぎりとパン、
下はおいしいそばのセット


今朝までの睡眠時間:
道の駅パパスランドさっつるで6時間。登山のドキドキであまり寝られなかった。

今日の温泉:
道の駅パパスランドさっつるの温泉施設。380円で町営緑清荘と同じなんだけど、サウナはない。一方で比較的空いているのはいい。

今日の昼寝:
なし。

今日自分で運転した車の走行距離:
53Km。少なくてうれしい。

今日の宿:
今夜も道の駅パパスランドさっつる。ドロドロになったジーンズなどを隣にあるコインランドリーで洗濯。もちろんジーンズは下洗いしてから洗濯機へ。



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