モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2012年6月29日(金)
快晴、暑い。山で28度近く

北海道斜里町 羅臼岳



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1.
やっと見つけた千島桜の花。
背景は雪渓。こうして寒い場所なので
まだ咲いていたと言えそうだ。
2012.6.29-北海道斜里町 羅臼岳

  2.
花のアップ。
虫も蜜や花粉を集めるのに忙しい。
2012.6.29-北海道斜里町 羅臼岳
 
3.
左と中央の幹が千島桜。
光を求めて大きく伸びたようだ。
2012.6.29-北海道斜里町 羅臼岳銀冷水

  4.
この木にはまだつぼみが残っていた。
2012.6.29-北海道斜里町 羅臼岳銀冷水
5.
私が勝手に「羅臼岳の女王様」と呼んでいる、
枝の差し渡し5mほどもありそうな大桜。
残念ながらすでに花は散っていた。
このすぐそばにヒグマのフンがあった。
怖い怖い。
2012.6.29-北海道斜里町 羅臼岳(標高約710m)



旅日記

繰り返すが、登山は大嫌いだ。
でも、山でしか桜が見られない時期なので、やむなく登る。

6年前と同様羅臼岳に登る。今回も山頂は目指さないが、大沢の雪渓下で桜を見たという新しい情報があるので、少なくとも大沢までは行きたい。

7時40分、標高約230mの木下小屋から登山開始。
大気は安定はしているようだが、今日も暑い。7合目で28度近い暑さだ。前回の反省があるので今日は500ccのペットボトル2本を持っているが、順調に消費してしまう。

途中でヒグマのフンを4箇所で見つけた。すれ違った登山客からは早朝にヒグマを見たという情報も。かなりビビりながら桜を探すが、残念ながら花を落として実を育て始めた桜ばかりだ。

やや平坦でほっとする場所、極楽平を過ぎ、再びキツめの坂である仙人坂の中腹、雪渓の近くでやっと花を見つけた。良かった。登った甲斐があった。

更に歩みを進め、標高約1050mの休憩地点・銀冷水では、6年前に見た桜がかなり長く枝を伸ばしているのを見つけた。前回の立ち姿からは想像できない。きっと周囲の木々に負けじと日光を探した結果なのだろう。

大沢の雪渓、標高約1250mから
オホーツク海を望む。
斜度がかなりきつい。
そして、まだ行ったことのない大沢へ。標高差200mにも及ぶ長い長い雪渓で、表面が凍り付いているのでスニーカーで削りながらの登山。うう、登山ステッキを持ってくるんだった(引越し荷物に紛れている)。
結局、大沢下では桜は見つけられなかった。身動きが取りづらい上に雪渓が広いので、うまく探せないという事情もある。標高約1250m地点で森林限界と見えたたため、そこで折り返す。

結局、ここまでに見つけた2本だけが開花していたようだ。
帰路もヒグマにおびえながら、なんとか16時頃に下山。
標高差1000m以上はかなりきつい。

今日見た桜をまとめておく。種類を書いていないのは千島桜。

オホーツク展望1本(おそらくオオヤマザクラ)
650m岩峰1本(おそらくミヤマザクラ)
650m岩峰〜弥三吉水11本
弥三吉水〜極楽平下4本
極楽平14本
仙人坂2本、うち1本が開花
銀冷水1本が開花
銀冷水〜羽衣峠4本

さて、この後もう一度くらい登山しないといけないらしい。極めて残念だ。


食事などの価格を記載していることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。


今日の食事
上は昼食のパン、
中段は疲れをいやすソフト、
下は結局コンビニ弁当


今朝までの睡眠時間:
道の駅うとろ・シリエトクで7時間。登山のドキドキと、道の駅が意外とうるさくてあまり寝られなかった。

森の中の露天風呂


今日の温泉:
木下小屋近くにあるホテル地の涯(ミシュラン掲載施設)の敷地の片隅に露天風呂がある。無料で入れるのはいいけれど、更衣所もなくて自然の中ですっぽんぽんにならないといけない。なかなかワイルド。

今日の昼寝:
なし。

今日自分で運転した車の走行距離:
27Km。少なくてうれしい。

今日の宿:
道の駅うとろ・シリエトク。今夜は静かなようだ。



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