2007年2月13日(火) 朝は晴れ イタリア　ローマ環状道路付近

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1. 高速道路から見た花。 写真は良くないけれど、枝振りははっきり分かる。 日本で見かける桜に似ている。 2007.2.13-イタリア　ローマ環状道路付近(29K)

今日はいよいよイタリアを離れ、飛行機でフランス・パリへ向かう。
で、ホテルを出て、ローマ・フィウミチーノ(Fiumicino)空港へ向かうローマ環状道路GRA(Grande Raccordo Anulare)を走っているときに、バスの窓から再び花を見つけた。
花の色は薄いピンク色で、日本にもあるオオヤマザクラ(大山桜)に似ていると思う。
写真に撮った以外にも、2,3本の花咲く木を見かけた。是非、桜がいっぱい咲いている頃のローマに再び来てみたいものだ。

↑クリックで拡大(67KB)。 巨大なノートルダム大聖堂。 正面上にはキリストと12聖人の像、 入り口のアーチ状になったところには 教義に基づいた物語が細かく 彫刻されている。

そして初めてのパリへ。ツアーバスで市内各地を車窓観光し、ノートルダム大聖堂で下車。

↑クリックで拡大(25KB)。 ルーブル美術館。 翌日は8時間滞在したけど、 展示品の半分も見られなかった(笑)。

完成したのは14世紀とかなり昔。正面上にはキリストと12聖人の像、入り口のアーチ状になったところには教義に基づく物語が細かく彫刻されていて、とても驚かされる。
こうした美しい建築物が市内のあちこちにあるのは、イタリア同様すばらしいことだと思う。

他の参加者が免税店で買い物をしている間、私たち親子は早々に切り上げたため空き時間ができたので散歩へ。ルーブル美術館はコの字型をした巨大な建物で、真ん中にはでっかいガラスのピラミッドがある。明日天気が悪かったら美術鑑賞しようと思う。

↑クリックで拡大(21KB)。 エッフェル塔。 夕方から深夜にかけて1時間に1回、 10分間だけ、星の光と呼ばれる きらきらしたライトアップが行なわれる。

再び集合の後、バスでホテルへ。
今の時期、エッフェル塔に特別なイルミネーションが点るという。
夕方から深夜にかけて1時間に1回、10分間だけ、星の光と呼ばれるきらきらしたライトアップが行なわれるのだ。
私は是非行って写真を撮りたいけど、両親はあまり乗り気ではなく、ホテルから出たがらない。でも、ホテルのフロントで明日は雨だということを確認し、両親を説得してタクシーで出かける。
でも、渋滞に引っかかってちょうどタクシーを降りた時に19時の星の光が終わってしまった。寒い中セーヌ川に行き、添乗員さんお勧めの遊覧船に乗ろうとするけれど次の20:30発には長蛇の列。列の後ろのほうの客は吹きさらしの場所に乗ることになるかも知れないという説明を聞き、あきらめてタクシーで宿に帰ることにした。(ガイドブックには1時間に1本と書いてあるけれど、かなりランダムに出ているので、寒さに凍えることなくタイミング良く乗るには確認が必要。)

暖冬とはいえ、ローマと違ってパリはやっぱり寒い。日本の北端・稚内よりも北に位置しているし。寒さをなめていたのが1つの敗因だ。
明日は1日自由行動。どんなものを見られるだろうか。そして、桜は見つかるだろうか。
是非暖かい格好で出かけたいものだ。

上は朝食、ハムとチーズがうれしい(笑)、 中段は昼食の機内食、これでは足りません(笑)、 下はエッフェル塔前で食べるサンドイッチ (↑46KB)

• 朝：ホテルで、コンチネンタルブレックファスト(大陸風の簡素な朝食)。フランスパン、クロワッサン、ハム、チーズ、コーヒー、オレンジジュース。コンチネンタルスタイルだけどハムとチーズも付いている。実はハム・チーズ付は貴重なことだ。
• 昼：ローマからパリに向かう飛行機で、機内食。チーズサンド、甘いパンケーキ、ヨーグルト、コーヒー、オレンジジュース。これでは足りないので、これまでとっておいた機内食やホテルの余りもの(主に母が食べ切れなくて残していたパンなど)を親子3人で分けて食べる(笑)。
• 夕：エッフェル塔の前の売店で、ハムチーズサンドと野菜サンド(どちらもフランスパン使用)を買って塔を見ながら食べる。寒さ対策を十分にしていなかった私は、寒くて我慢ができなかった。 フランス上陸後初めての食事なのにこんなに質素でちょっとみじめな感じ(笑)。
  この後ホテル近くのスーパーの閉店時間にすんでのところで間に合わず(フランス語が分からなくて、乗っていたタクシーにスーパーの前で止まるよう頼めなかった)、ホテルのバーでミネラルウォーターとビールを買ったら9ユーロ(1440円)もしやがった。フランス語ができなかったのがつくづく悔しい。
  やはり、20年前に大学の第2外国語で習ったくらいのフランス語じゃあだめだ。
  ちなみにパリでは3回タクシーに乗ったけど、英語は一切通じなかった。ツアーバスの運転手さんも同じく。

今朝までの睡眠時間：

7時間。これだけ寝てるのに今日もますます眠い。

今日のフライト：

イタリアの国営航空会社　アリタリア航空AZ320便　ローマ(フィウミチーノ)空港11:05発　パリ(シャルルドゴール)空港13:15着。機材はエアバスA320。登場ゲートからはバス連絡。
ローマ空港では私の持っていたフィルムをX線検査機にかけないよう10分ほども粘ったが、「この機械はフィルムに影響ない」を繰り返された。それでもごねていると警備責任者が出てきて「もし従わなければ警察を呼ぶ」と言われて、やむなくX線検査機を通さざるを得なかった(帰りのパリ空港でも同様)。一応フィルムはX線防護袋に入れているけれど、感度の良いフィルムでもあり、検査機のX線の強度が上げてあったら感光してしまうのだ。私のような古典的なフィルムユーザーは、ヨーロッパでフィルムを使うのはかなり難しそうだ。

今日の昼寝：

機内で15分ほど。

今日自分で運転した車の走行距離：

なし

今日の宿：

パリの環状道路近くにある、HOTEL MERCURE PORTE D'ORLEANS(オテル　メルキュール　ポルト　ドルレアン)。ローマのホテルとは違って市内に近く、中心部からタクシーで15ユーロくらいなのは助かる。また、徒歩8分ほどでメトロの始発駅だ。明日は1日中自由行動なので、地下鉄でお出かけしようと思う。
ホテルからメトロに向かう途中の道には、10本ほどの桜(おそらく八重桜)が植えてあった。でも、イタリアより寒いパリでは、桜はまだ狂い咲いたりしていない。(結局、パリではここでしか桜を見つけられなかった。まぁ、今回は全力で探したわけではないので仕方がないが。)
イタリアだけでなくパリにも、桜満開の頃に来てみたいものだ。