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2005年7月16日(土)
曇一時晴れ
北海道羅臼町 羅臼湖に行ったけれど...
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1.
まだ花が咲いていないチシマザクラ。
つぼみの先端は薄ピンク色になってきている。
背景には、桜の根を覆っている雪渓が見える。
2005.7.16-北海道羅臼町 羅臼湖(33K)
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旅日記
今年は、桜開花情報が入っても入らなくても、海の日の連休に知床半島を訪ねることにした。2ヶ月前に航空券のバースデー割引を予約するのはとても大変だった(ネット予約が取りやすくなる夜中の2時以降にいく晩も頑張ったのだ)。
果たして今回は桜に会えるだろうか。
釧路空港のレンタカー会社を午後2時に出発。ほとんど走りづめで羅臼湖入口に17:30着。そこから約5分、どろどろの悪路を歩いて桜のある場所に。
そこで見たのは、意外な姿だった。
つぼみはできているが、花がまだ咲いていないのだ。
おととしは7月3日に、去年は7月19日に咲いていた桜である。
よく観察すると、根の部分が残雪に覆われている。雪で根が冷されているので、おそらく桜はまだ花時だと思っていないのだろう。ただ、どのつぼみも先端部分から薄ピンク色の花びらが少し見えていて、花だけ見ればあと数日あれば咲きそうな感じだ。
桜は樹冠の直径が5mほど。太さ5cmから10cmの枝が根元で分かれ、10本ほどが四方八方に伸びている。ただ、そのうち3,4本はすでに枯れていて、ちょっと心配だ。
元気な枝は去年にも増して遊歩道を覆うようになっている。枝をよく見ると、先端の小枝の部分の色が5cmから20cmほど違っている。おそらく去年伸びた部分だろう。また、枝自体が少し遊歩道側に傾いているような気がする。今年は雪が多かったそうなので、雪の重さの影響があるのではないかと思う。
もうすぐユースホステルの夕食が始まるので、今日の観察はこのくらいにして桜のもとを離れる。
私は今回、あさっての海の日までしか北海道にいられない。
根っこが残雪に覆われている桜が、果たしてあと2日で咲いてくれるだろうか。
今日の食事
- 朝:自宅にて、食パンにブルーベリージャムをつけて食べる。飲み物は七色亜茶。
- 昼:やや早めに羽田空港に到着したのに、JALの発券システムが15分以上停止するというハプニングに見舞われ、結局空港内でゆっくり食事をとる時間がなくなってしまった。そこで、空弁(空港で販売しているお弁当)の中から銀むつ弁当を選んで機内で食べる。おかずは銀むつ(メロ)、にんじんとたけのこの煮物、漬物、昆布の佃煮。銀むつがかなりおいしくてGOOD。ただ、もうちょっと量が多いとうれしいかな。デザートは神戸ドーナツ。
- 夕:ユースホステルで、海鮮バーベキュー(通常は夕食1000円のところ、海鮮バーベキューは1500円)。貝つきホタテ、ホッケの干物(中型のものが1人に1尾)、カレイの切り身の干物、かに足、豚肉、たまねぎ・ピーマン・なすなどの焼野菜、ごはん、味噌汁、デザートはゼリー。おかずの量が多くて満足。去年の同じ時期にこのユースで会った人と再会し、桜や山などの話が弾む。同じテーブルには、英語がよく分からない(私も分からないが)スペイン人の老夫妻がいて、私たちはおなかいっぱいだと言っているのに次々にいろんなものを焼いてくれる。おかげで普段よりも食べ過ぎた。
- 今朝までの睡眠時間:
- 約8時間だが、週の仕事の疲れはまだとれない。
- 今日のフライト:
- JAL1143便羽田12:05発釧路13:40着。どちらもほぼ定刻だったので、JALの発券機が停止した影響では遅れなかった模様。今日もClass J。3連休初日の下り便とあってほぼ満席。機材はA300-600R。
- 今日の車での走行距離:
- 221Km。
今週14日に知床が世界自然遺産に登録された。知床に入ると「祝 世界自然遺産登録」といったま新しい看板がたくさん目に付く。路線バスの車体広告にも書いてある。今後にかける地元の期待は大きいようだ。
ま、それに伴って今週の観光客はいつもの連休よりも多いそうだが。
- 今日の昼寝:
- 往路の機内で10分。
- 今日の宿:
- 知床・斜里町の岩尾別ユースホステル。設備は古いが、昔ながらの雰囲気のあるユースだ。今日は満員(50人超)だという。外国人も10名ほど泊っている。知床にしては珍しく気温が高いとのことで、寝室が暑くてちょっと困った。
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