|
2005年6月12日(日)
曇、朝晩は雨、一時強く降る
北海道根室市華岬小学校、歯舞地区、
浜中町琵琶瀬展望台、厚岸町子野日公園
|
このページの小さな写真をクリックすると、より大きな写真を表示します。
大きな写真が表示された後、元のページに戻るときにはブラウザーの「戻る」ボタンを押してください。
|
|
|
1.
中庭の大桜。
2005.6.12-北海道根室市 華岬小学校(65K)
|
|
2.
大桜の根。
地上に出るときにはすでに幹が分かれている。
風雪に強いチシマザクラらしい姿だ。
2005.6.12-北海道根室市 華岬小学校(89K)
|
|
|
|
3.
桜の向こうには手作りのブランコもある。
2005.6.12-北海道根室市歯舞(84K)
|
|
4.
桜の背景は霧多布(きりたっぷ)湿原。
いつか、湿原が美しく見える晴天の日に、
満開の桜を撮りたいものだ。
2005.6.12-北海道浜中町 琵琶瀬展望台(37K)
|
|
5.
ミヤマザクラ。
山中で見られる遅咲きの花。
花はとても小さく、葉の上に咲くことからあまり目立たない。
観賞用には適さないので、ほとんど植栽されることはない。
私の大好きな桜の一つだ。今年も会えて幸せ。
2005.6.12-北海道厚岸町子野日公園(43K)
|
旅日記
宿で目覚めたときは小雨。ちょっと気落ちしながら車で走るうちに、根室近くで雨が止んだ。根室ではここ半月雨らしい雨がないそうだ。根室で農業をしている方には申し訳ないが、今日の私たちにとっては雨が降らないのはうれしい。
まずは友人が根室市のポスフール(スーパー)でトレーナーを買う。最高気温12度と予想される寒い中の撮影は、長袖シャツ1枚では辛いとのこと。友人は昨日も早々に撮影を切り上げて車の中で暖をとっていた。
更に約20Kmで歯舞地区。昨日訪ねた小学校で桜と再会する。一瞬だけ光の加減が良くなり、あわててシャッターを切る。本当は晴天のもとで見たかった。
これからも元気でいて欲しいと思いながら、歯舞を出発する。
午後からは、霧多布湿原を見たことがないという友人のために、国道を離れて迂回する。湿原を見渡せる琵琶瀬展望台に到着し、友人がトイレから出てくるのを待っていると、なんと小さいながらチシマザクラがあるではないか! しかも見回すと更に何本も。
このうち咲き具合のよい3本は、コンクリートの上に作られた花壇に植えられておりちょっと窮屈そう。樹高は1m強。見頃は過ぎたようで落下さかんといった感じ。背景に雰囲気のいい湿原が広がるが、今日は天気が悪くてぼんやりかすんでいる。次回は是非、満開の桜を好天の下で見たいものだ。
売店のおばちゃんによれば、例年なら5月下旬に咲くが、今年は寒いために遅くなったとのこと。でも、毎年6月上旬に咲く歯舞地区ほど遅いわけではないようだ。
これまで、この展望台に桜があるという情報は見たことがない。東北旅行でも痛感したことだが、偶然の発見とは本当にうれしいものだ。
更に歩を進めて厚岸町の子野日公園へ。遅咲きの八重桜に混じって、私の好きなミヤマザクラが咲き始めていた。観賞用にならないミヤマザクラは公園などに植栽されることが少ない。だから、ここは貴重な出会いの場所である。
来週も北海道に来る予定にしている。さあ、いい桜に出会えるだろうか。
今日の食事
上左は朝食。漬物、海苔、納豆などはとり放題(笑)、
上右はボリュームのあるエスカロップ、
下左は手作りのかぼちゃだんごといもだんご、
下右はカキフライ丼。ジューシーでうまい。
(↑52KB)
|
- 朝:宿にて。ごはん、ほっけの切り身、ハムエッグ・トマト・サラダ菜添え、きんぴらごぼう、味噌汁。そして、漬物などが取り放題(笑)だったので、たくあん、納豆、海苔、海苔の佃煮、練り味噌をいただく。ほっけと練り味噌が特においしかった。練り味噌のうまさのせいでごはん半分をお代わりした(笑)。
- 昼:根室市には独特の文化があるらしく、流行も局所的だったりする(お菓子のオランダせんべい、手作り弁当も作っているコンビニ・タイエーなど)。地元の方は、「半島に入ると異国」とおっしゃったりする。そして、独特の文化の中でも旅行者の間で有名な料理がエスカロップだ。
エスカロップとはフランス語で「薄切り」という意味。その名の通り薄い豚肉をフライにし、バターライスの上に乗せてドミグラスソースをかける。店によっては生野菜やスープ、コーヒーが添えられる。エビフライと組み合わせている店もある。
今日は、私が5軒食べ歩いた中で一番ボリュームのあったエスカロップを友人に紹介する。ライブハウスお母婆(おかば)にて。エスカロップなのに肉はやや厚めで、赤ワインを使っているというソースもとてもうまい。バターライスもあっさり味でなかなか。友人も満足したみたいだ。
お母婆のママさんは、私が2年前の夏至ライブコンサートにお邪魔したことを覚えてくださっていた(もちろん、私は観客として行ったので念のため)。
- おやつ:琵琶瀬展望台の売店「ふじ」でかぼちゃだんごといもだんご。このだんごは手作りで、しかも鉄板で焼くのではなく油で揚げるという独特の調理法。他の店より格段にうまかった。店のおばちゃんから桜についての情報を教えてもらった。
- 夕:釧路空港のレストランエメラルドにて、カキフライ丼をいただく。カキはとてもジューシーでおいしかった。これから釧路に来るたびに食べてしまいそう。
- 今朝までの睡眠時間:
- 約8時間半。それでも眠ーい。
- 今日の温泉:
- 宿で朝食前に朝風呂。私の他に誰もいなくてとても快適。
午後には、浜中町交流センターゆうゆで入浴。こちらもジェットバス、露天、サウナがあって設備は充実。お湯も肌当たりがいい。
- 今日のレンタカーでの走行距離:
- 283Km。今日は私が運転する日だったが、午後の入浴後にどうしても眠くて友人に代わってもらった。
- 今日の昼寝:
- その友人が運転するレンタカーの中で15分ほど。友人よ、すまぬ。
更に帰りの機中で15分。飛行機が揺れていたせいか、「寝ちゃダメだ、寝ちゃダメだ、今は自分が運転中なんだから」と変な夢を見てしまった(苦笑)。
- 今日のフライト:
- 3週間前と同じJAL1148便。釧路20:30発羽田22:15着のところ、どちらも10分ほど早かった。今日はClass J。Jの34席は満席だが、普通席は3割くらいの搭乗率。機材はA300-600R。湯冷めしたせいか寒くて、機内ではずっと毛布をかぶっていた。羽田に着いたら気温23度とかで一気に身体があたたまった(苦笑)。
- 今日のお土産:
- これまた3週間前と同じ、六花亭のマルセイバターサンド。会社には北海道旅行のことを言っていないのでお土産はなし。
どうやら釧路の六花亭でも、製造後1時間を過ぎるとおいしくなくなる「さくさくパイ」を売っているらしい。次回にチャレンジしよう。
- 今日の宿:
- 東京の自宅。あぁ、帰ってきたくなかった。
[次の旅日記(2005年6月18日「
北海道東川町 旭岳温泉、上川町 黒岳五合目高松台、層雲峡温泉
」)へ]
[前の旅日記(2005年6月11日「
北海道釧路市柳町公園、根室市華岬小学校、宝泉寺、珸瑶瑁地区
」)へ]
[2004年秋から2005年夏までのインデックスへ]
[モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 メインページへ]