モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

4月9日(木)雨。時々強く降る。

京都市原谷苑、
奈良県桜井市長谷寺、
奈良県大宇陀町又兵衛桜



1.

1998.4.9--京都市原谷苑

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2.

1998.4.9--奈良県桜井市長谷寺

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3.
ライトアップされた又兵衛桜。
1998.4.9--奈良県大宇陀町

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原谷苑について
問い合わせ先:
京都市観光協会 tel 075-752-0225
長谷寺について
問い合わせ先:
桜井市役所 tel 07444-2-9111
又兵衛桜について
問い合わせ先:
大宇陀町役場 tel 07458-3-2251

旅日記

またもや車の足回りでショックな出来事があった。今度はタイヤのパンクだ。

京都市内のガソリンスタンドに立ち寄ったところ、右前輪がへこんでいると言われた。調べてもらったら、木ネジが刺さってパンクしていたという。
どこで刺さったのかは分からないが、またもや高速道でタイヤバーストする最悪のシーンを想像し、頭の中が真っ白になる。
前回の後輪のタイヤの亀裂といい、良くないことが続いている。

パンク修理をしてもらっていると、スタンド員が愛想よく御用聞きに来る。
「後ろのワイパーブレードがだめになっているようなのですが、換えましょうか?」
確かに後ろは3年間換えていない。パーツ屋で合うものがなかなか見つからなかったからだ。いい機会なので換えてもらうことにした。

またしばらくして、「前のワイパーブレードも換えましょうか? 後ろと同じ時期に換えたのならそろそろ取り換え時だと思うのですが?」
前のほうは出発前に換えたばかりなんだけどなぁ。よく見てから言って欲しいなぁ。
これはもちろん換えないでもらった。

またしばらくして、「オイルが汚れているようなんですが、換えましょうか?」
...オイルも出発前に換えたばかりだし、スタンド員が持っている布に着いているオイルはそんなに汚れていないようだし、経験上私の車はあと5000キロぐらいは換えないでも大丈夫だし。
「オイルはいいです。換えないでください。」

全く、他県ナンバーだからといってカモにされているんだろうか。

パンクを見つけてくれたのはうれしいが、そのスタンドを後にするときは後味が悪かった。


原谷苑には、昭和30年代初頭に林業を営むある個人の方が植樹を始めたそうだ。現在約300本の桜があるが、特にしだれ桜が多く、美しい。
開苑の午前9時に入場して、夢中で写真を撮った。
10時半頃に雨がやっと小降りになった途端、どっと観光客が繰り出してきた。カメラを覗けば必ず人影が入るぐらいになってしまった。仕方がないのでカメラをしまって出口へ急ぐ。

長谷寺は、西国三十三観音の中の第九番札所だ。私と両親は西国巡礼を終えていて、長谷寺にももちろん来たことがある。
残念ながら桜はすでに散り始めている。雨に濡れた地面に、桜の花びらが張り付いて模様を作っている。
京都を出る頃に小降りだった雨が、かなり強くなってきた。日光がなく暗い上に、境内では三脚の使用が禁止されているため、せっかくいいシーンを見つけても手ぶれの恐れがあってシャッターを切れない。

大宇陀の又兵衛桜は、ここに落ち延びてきた豊臣秀吉の家臣後藤又兵衛が植えたと言われているものだ。これが本当なら、樹齢400年近いということになる。桜のある場所は、昔後藤屋敷があったところだという。
ライトアップが始まっても雨は止まない。時折強く降るので傘を差していても肩や背中がびしょぬれになる。後で着替えをしたら、セーターもシャツもじっとり濡れていて、下に着ていたTシャツまで湿っていた。


今朝までの睡眠時間:5時間。うー、眠い。

今日の食事

今日の走行距離:158Km。

今日の宿:大宇陀町又兵衛桜の近くの駐車場


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