2003年6月11日(水)
曇一時晴れ
北海道利尻町沓形
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1.
かなり古いと思われる八重桜。
2003.6.11--北海道利尻町沓形(63K)
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旅日記
朝起きたら、昨日の登山のせいで太ももから下はがくがくである。
島内のオオヤマザクラはすでに終わったそうだが、他の桜がないか探してみよう。
利尻島では民家の庭に桜がよく植えられているそうで、特に沓形集落ではたくさんの桜に出会った。その中でも、1本の木に目が留まった。太い枝の幹周りは30cmほどもあって、かなり古いものだと思われる。花色はすこしあせ始めているのが残念だ。花の形からして関山(カンザン)だと思う。後で聞いた話だが、利尻のお母さんたちは八重桜の花を塩漬けにして桜湯などに使っているそうだ。
オタトマリ沼のほとりにも桜を見つけたが、天気が悪くて思うような写真が撮れない。明日の朝、最初のフェリーで本島に戻ろうと思っているので、それまでに天気が回復することを祈りたい。
今日の食事
- 朝:車の中で、昨日の登山で残った、メロンチョコパンを食べる。
- 昼:オタトマリ沼のほとりにある利尻亀一というレストハウスで、三色丼をいただく。うに、いくら、ホタテにタコ足が添えられている。うにはとろとろで、ホタテも柔らかくてとけそうなくらい。他にはとろろこんぶのお吸い物、漬物、こぶ煮など。ちょっと高かったけど幸せな昼食だった。
- おやつ:同じ利尻亀一で根昆布ソフトクリームというのを見つけ、撮影の合間に頼んでみたが、昆布をソフトに混ぜ込むと粘りが強すぎて形ができないため、ミルク味のソフトクリームに昆布の粉をかけるだけだという。そこで、ミルク味のソフトクリームを食べることにした。生乳を100%使っているという。牛乳のいい香りがする、おいしくてやさしいソフトクリームだった。
利尻の名水「甘露水」で入れたコーヒーもおいしかった。
- 夕:喰処こぶしという店で、島内で知り合った方たち5人と宴会。島の自然の話、裏話など、実に楽しいお話を伺った。今年の旅で一番よい思い出だ。これも島の住人の温かさゆえだろう。
食べ物は、ツブ貝・生タコ・ソイなど島で捕れた魚の刺身、きりこみ(ニシンの粕漬けのようなもの)、もぐり(アカナゴ)の卵とじ、オオナゴという珍しい魚をゆがいたもの(同じ「ナゴ」でもこちらは切り身で長さ10cmほどもある大きなもの)、ウドの酢味噌添え、豚と鶏の串焼き(タレ・塩)、じゃがバター、ツナとトマトのサラダなど、私のわがままで島の特産品中心のお皿が並んだ。どれもこれもおいしくてとても満足。
- 今朝までの睡眠時間:
- 12時間ぐらい。久しぶりによく寝た。登山の疲れとこれまでの疲れが一緒に出たみたいだ。
- 今日の昼寝:
- なし。
- 今日の自家用車での走行距離:
- 100Km。だいたい島1周半。
- 今日の宿:
- 昨日とは別の利尻島内の駐車場。昨日のように近くにお墓などがないようちゃんと調べたつもりだったのだが...
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