モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2003年1月31日(金)
晴れ時々曇
午後3時の気温は24度。昨日とは打って変わって暑い。

沖縄県竹富町竹富島、石垣市荒川のカンヒザクラ自生地



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1.
島内で唯一花をつけていた桜。
2003.1.31--沖縄県竹富町 竹富島 竹富小・中学校(60K)
2.
竹富小・中学校の桜のアップ。
2003.1.31--沖縄県竹富町 竹富島 竹富小・中学校(37K)
3.
荒川の大桜。枝が低い高さで横に広がり、
更にそこから上に伸びている。
2003.1.31--沖縄県石垣市 荒川のカンヒザクラ自生地(74K)
4.
大桜の花のアップ。形が可愛くて、花の色は深いピンク色をしている。
2003.1.31--沖縄県石垣市 荒川のカンヒザクラ自生地(46K)
5.
時折メジロが蜜を吸いにやってくる。
2003.1.31--沖縄県石垣市 荒川のカンヒザクラ自生地(49K)
この写真は、デジタルカメラではなく、フィルムカメラとFUJICOLOR REALA 100で撮りました。


旅日記

今日の夕方の飛行機で石垣を発つ。
限られた時間の中で桜を探さなくてはならない。

竹富島の宿を出て島内の桜を探す。地元の方何人かに桜について伺っているが、なかなか確からしい情報が得られていない。
まず、子供たちが咲いたと言っていたという竹富小・中学校を訪ねる。
おお、確かに北側の塀沿いの桜が咲いている。塀沿いには5本の桜があるが、そのうち1本がいくらか花を付けており、もう1本では1輪だけ咲いている。だが、残りの3本は全く花を付けていない。桜の枝はまだか細く、植えてから数年しか経っていないように見える。
なごみの塔という小さな展望台の近くにも2本あったがこちらも咲いていない。島内の名物水牛車(水牛が引く観光用の車)との取り合わせが期待できる場所にも桜があったがこれも同じだ。
結局島内で20本ほどの桜を見つけたけれど、咲いていたのは最初に学校で見た2本だけだった。

桜は山のものだ、と言われることがある。海の気候を示す小さな島では、桜は本来の姿を見せることが難しいのかも知れない。
石垣島とはわずかな差だが、竹富島は私が桜を見た最南端になった。

午前中に島の桜探索が一段落し、この後どうするか迷った。結局、石垣島に戻って再び荒川上流に登ることに決め急いで船に飛び乗る。

昼食をとり、約40分の登山の後に再び荒川上流着。昨日より早い時間に着いたので光線状態が少しいい。昨日の寒さから一転、気温は24度もある。腕をすり傷や虫から守るために長袖のシャツを着ているが、暑くてたまらない。蚊もいっぱい寄って来る。けれどいいこともある。この暖かさで桜の開花が進んだようだ。昨日よりも確かに花が多い。半逆光の光の中で花が輝いて見える。

時折メジロが蜜を吸いにやってくる。
この桜は、何千年、もしかしたら何万年も前から、こうしてメジロの力を借りるなどしてここで繁殖してきたのだろう。時間に追われながら旅をする私にとっては、桜が命を繋いできた悠久の時間は想像を全く超えている。

めったに来れない石垣島の奥地の桜である。結局、飛行機の出発2時間前までその姿を楽しんだ。


今日の食事
琉球舞踊の店「四つ竹」でとる夕食。
上が前菜。
(↑54KB)

今朝までの睡眠時間:
8時間。でもまだ疲れがとれない。

今日の昼寝:
なし。

今日のレンタカーでの走行距離:
43Km
今日借りたのは三菱ミニカ。昨日までのワゴンRよりもちと古い車だった。

今日のフライト:
日本トランスオーシャン航空(JTA)620便 石垣18:10発那覇19:00着。機材はボーイング737。

今日の宿:
那覇の国際通り近くにある沖縄第一ホテル。建物は古いけれど沖縄の雰囲気いっぱいの宿だ。



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