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1. 2002.1.6--東京都文京区 小石川後楽園(78K) |
2. 2002.1.6--東京都文京区 小石川後楽園(78K) |
今日は日曜日で正月休み最後の日だというのに突然出勤の指示が出た。
で、午前中に会社の近くにある小石川後楽園の桜を見て、そのまま午後に出勤することにした。
ここにはおととしにも来ているが、寝坊のためここに着いたのが夕方で、桜に日が当たっていなかった。
今日はちゃんと午前中に着いた。桜は快晴の空で輝く太陽を体いっぱいに浴びている。
小石川後楽園は、水戸藩の初代藩主徳川頼房と二代光圀(水戸黄門)が作った。面積は約7万平方mもある。
後楽園の名は、光圀の政治的信条である「先憂後楽」(民衆に先立って天下のことを憂い、民衆が皆安楽な日を送るようになって後に楽しむ)という中国の范文正の言葉から取ったと言われている。いい言葉だと思う。
ここに植えられているのはフユザクラ。樹高5mぐらいの老木と、2mほどの若木がある。2本はかなり近くにあるから、もしかしたら根が繋がっているのかも知れない。
2本とも、5弁で白い、ふくよかな花を付けている。私の好きな桜の一つだ。
例年だと1月から2月にかけてが見頃だという。春のソメイヨシノ比べると、2分咲きぐらいといった感じだ。
正月過ぎのせいか、あるいはちょっと早い成人式なのか、晴れ着の若い女性が園内を歩いていた。桜の近くまで来てもらえたらいい写真が撮れたのだが、こちらに寄り道してくれることはなかった。
前回は近くの蝋梅がよい香りを放っていた。今日は蝋梅の花は咲いているものの、花を近づけてもほとんど香りがしなかった。香りの時期はこれかららしい。
今年初めての花見が出社日になるというのはちょっと残念だが、今年もいい桜を見られるように祈りたい。