1. 紅葉とジュウガツザクラ。 2001.11.4--神奈川県箱根町 箱根美術館(64K)		2. 2001.11.4--神奈川県箱根町 箱根美術館(70K)

3. ジュウガツザクラのアップ。この木はたくさんの花を付けている。 2001.11.4--神奈川県箱根町 箱根美術館(50K)

桜仲間のMさんが箱根美術館で桜が咲いているはずだと教えてくれた。
美術館に問い合わせたところ、かなり良く咲いているとのことだった。また、桜とは関係ないが、今週末と来週末だけ館のお庭を特別公開しており、今日まで文化の日記念の特別展も行なわれているそうだ。
いろいろ楽しめそうなので出かけてみることにした。

今朝までのやや強い雨は上がり、空は真っ青に晴れ上がっている。絶好の行楽日和だ。だが前日の夜更かしがたたり、今朝の起床は9時。ちょっと出遅れである。
渋滞で車がほとんど動かない国道1号線を横目に見ながら、これまた車内が混雑した箱根登山鉄道で強羅まで。そこからケーブルカーで2駅目が公園上駅。まずは美術館の駐車場を目指す。到着は午後1時半。

あった。桜が咲いている。しかも数が多い。駐車場内に少なくとも50本程度はありそうだ。
ここにあるのはジュウガツザクラ。薄ピンク色の、やや小さ目の花を咲かせる。この秋に見てきた桜の中では花の数が多いほうだ。
春のソメイヨシノに例えたら、3，4分咲きといった感じだろうか。時折吹いてくるちょっと涼しい秋の風に枝が揺れる。
例年だと11月中旬にもっとも花が多いとのことだが、今年はその時期が早まっているそうだ。
桜の場所に着いた頃、空に雲が増え始めた。箱根の山を越えて西から流れてくる。太陽が顔をのぞかせるのを待ちながら何度もカメラのシャッターを押す。

連休で人が多く、時折私以外の人も桜を眺めに来る。
傾斜地に作られた広い駐車場の中に桜が散在している。重いカメラバッグを背負って坂を上り下りするのがちょっと大変だった。

桜は公園上駅から少し登ったケーブルカー沿いの広場にもあった。ここは10本程度で、咲き具合は駐車場のものにはちょっと負ける。
ケーブルカーからも見える場所なので、これから箱根に行かれる方は上り方向に向かって左側の窓に注意してみられるといい。

午後3時ごろになってとうとう空は一面の雲に覆われ、太陽の光が得られなくなってしまった。桜の色も美しく出ない。やはり早起きすべきだったと後悔。

美術館の庭の紅葉はほとんど進んでいなくて残念。また、苔の緑色は美しくて良かったのだが、三脚使用禁止とのことで木々が密集する暗い庭ではいい写真は撮れなかった。

帰路は箱根湯本駅から小田急ロマンスカーに乗車。EXE(エクセ)という新型車両で、ゆったりしたシートが快適だった。

今日の夕食。ちょっと小さ目だけど、 手間のかかったおいしいお弁当。 (↑38KB)

• 朝：いつもの通り食パンにブルーベリージャムをつけて食べる。飲み物は聞茶。
  
• 昼：東京駅で買ったとりめしのお弁当。鶏の照焼、鶏そぼろ、いり卵が乗ったごはんがメイン。駅弁だから冷めてはいるけど、照焼がやわらかくておいしい。
• おやつ：登山鉄道の終点強羅駅であじさいソフトクリームを買う。紫陽花の花のエキスで色を付けているそうだ。薄紫色をしていて、すこし爽やかな香りがした。
• 夕：小田急ロマンスカーであじの干物めしの弁当を食べる。焼いたあじの干物のほぐし身と、山椒とあさりの佃煮がごはんの上に乗っている。おかずは梅干、青菜のおひたし、さざえの壷焼き、薩摩揚げ、かぼちゃのコロッケ、ふきの煮物、ひじきの煮物、にんじんのグラッセ。あじの干物がわざわざほぐしてあるのがうれしい。こういう食べ方もあるんだなと感心。

今日の車での走行距離：

0Km。

今日の昼寝：

帰りの箱根登山鉄道の車内で約20分。

今日の宿：

東京の自宅