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1. 色づき始めたかえでとジュウガツザクラ。 2001.10.27--千葉県野田市 清水公園(58K) |
2. 公園内の金乗院というお寺の前にあるコブクザクラ。 小さい花がたくさん付くのが特徴だ。 2001.10.27--千葉県野田市 清水公園(83K) |
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3. ジュウガツザクラのアップ。やさしいピンク色をしている。 2001.10.27--千葉県野田市 清水公園(40K) |
千葉県野田市の清水公園は日本の桜名所100選にも選ばれ、春の桜で有名だが、秋に咲く桜も何種類かある。
秋咲きの桜ではジュウガツザクラがもっとも多いようだ。
ジュウガツザクラはかなりよく咲いていて、座生(ざおう)沼のそばには、春の桜に例えれば6,7分咲きぐらいまで花を開いている木もある。その木だけ見るとまるで春みたいだ。
コブクザクラは小さくて可愛い花を付ける。この桜は、シナミザクラとジュウガツザクラの雑種だ。1つの花にたくさんの実を付けるため、子供がたくさん授かって幸福だという意味でこの名が付けられたという。園内の金乗院というお寺の前に2本あった。
また、公園の奥の、座生荘という建物の前にフユザクラが1本あった。だが、まだ時期には早いのか、片手で数えられる程度の花しか開いていなかった。きっとこれから少しずつ増えていくのだろう。
この公園は明治27年に野田のしょうゆ製造家がその基を作ったという。今でもしょうゆ製造会社と関連があるらしい。
前回来た時と同様、今日も家族連れや若者のグループが多い。
園内でひときわ歓声が上がっているのがフィールドアスレチックの水上コースだ。難しい施設が多いのか、10人に1人ぐらいはチャレンジに失敗して池の中に落ち、首まで水に浸かったりしている。今日は幸いにも暖かいからまだ我慢できると思うが、これが真冬だったら寒くて大変だろう。
私を含めて10人ほどが、池のそばでフィールドアスレチックを楽しむ人たちをはらはらしながら見守っていた。挑戦者がジャンプしたりするたびに、自分の身体にも自然と力が入ってしまう。(決して水没することを期待して見ていたわけではないので念のため。)
本数は少ないものの、もみじやかえでもあるので、紅葉狩りにもいいかもしれない。
自然いっぱいの心地よい公園で、秋の休日を楽しむことができた。
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