モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2001年7月14日(土)
大町市まで晴れ、黒部平は通り雨、立山室堂は曇

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1.
タカネザクラの実。
透き通るような赤い色をした可愛い実だ。
2001.7.14--富山県立山町 黒部平高山植物園(38K)
(この写真は、フィルムカメラとKODAK ECTACHROME E100SWにて撮影)

旅日記

桜に関する情報が、いよいよ古いものしかなくなってしまった。尾瀬至仏山で7/3に、北海道羅臼岳、斜里岳で見られたのが7/4〜7/5だという。立山室堂でも7/5に桜が見られたという情報があった。とはいえそれでも10日近く前の情報である。
北海道まで行ってもし桜がなかったらかなりショックだ。今週は立山の情報に賭けてみようと思う。だが、果たして見ることができるだろうか。

東京から立山室堂に行くルートとしては富山経由と信濃大町経由があるが、今回は信濃大町経由で単純に往復することにした。
立山アルペンルートは、高山部にある、標高差が大きい、トンネルが多いといった理由から、さながら乗り物博物館のようになっている。信濃大町駅からのバスを扇沢で降りると、トロリーバス→ケーブルカー→ロープウエイ→トロリーバスと乗り継いでやっと室堂に着く。新宿→室堂で6時間半かかった。
トロリーバスは昭和30年代まで東京などの都市部にあったそうだが、現在ではここ立山に2区間残るだけになったそうだ。
ケーブルカーとロープウエイの乗換駅のある黒部平には高山植物園が作られている。そこに1本だけあるタカネザクラ(ミネザクラ)はすでに6月半ばに花を咲かせてしまったという。今は赤くて可愛い実がいくつもついている。桜の木は自分自身の花粉では結実しないから、近くに別の桜があるということになる。
立山ロープウエイは日本で唯一のワンスパンロープウエイだ。全区間1702mもの間、一切の支柱がない。下の駅から見上げると長いロープがかなりたわんでいてちょっと恐いようにも感じる。
最終の立山方面行きのロープウエイの乗客は私一人だった。テープで流れていうる解説は聞き流しつつ乗務員の方に桜がないか尋ねてみたところ、斜面のところどころに点在し、花の季節には乗客に紹介することもあるそうだ。やはり桜は黒部平の近くにあった。ただ、そばまで寄って見るにはかなり急斜面にある山道を歩かなければならないようだ。

最終のトロリーバスで室堂着。そこから山道を約30分歩いて宿へ。宿への道すがら桜を探したが結局見つからなかった。明日、本当に桜に会えるだろうか。



今日の食事
普通の幕の内弁当もたまには嬉しい。
でも、あずさ号の発車するホームの
お弁当売り場の種類が増えるともっと嬉しい。(↑41KB)

今日の車での走行距離:
0Km。


今日の温泉:
宿の温泉。ちょっとぬるめでいつまでも長湯できる感じ。とっても気持ちよかった。

今日の昼寝:
行きの列車で30分。本当は睡眠不足気味なのでもっと昼寝できるはずなのだが。

今日の宿:
室堂の雷鳥温泉雷鳥荘。室堂のバス停からアップダウンのある道を30分歩かないといけない、旅館と山小屋の中間のような宿だ。それでも数十人の団体さんが来ていてちょっとびっくり。


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