モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2001年6月16日(土)
晴れ時々曇。

北海道東川町 旭岳温泉



このページの小さな写真をクリックすると、より大きな写真を表示します。
大きな写真が表示された後、元のページに戻るときにはブラウザーの「戻る」ボタンを押してください。


1.
旭岳を背景に咲くチシマザクラ。
2001.6.16--北海道東川町 旭岳温泉(26K)
2.
雪囲いがまだ外されていないチシマザクラ。

2001.6.16--北海道東川町 旭岳温泉(88K)
3.
チシマザクラのアップ。
ふっくらと咲く、私の好きな桜だ。
2001.6.16--北海道東川町 旭岳温泉(58K)


旭岳温泉の桜の問い合わせ先
大雪山ビジターセンター tel 0166-97-2153


旅日記

北海道旭岳温泉で桜が見頃を迎えつつあるという情報がとうとう入った。開花は去年よりも2週間近く早くて6月8日頃だったそうだが、開花以降寒い日が続き、今週末でも見頃には少し早いかも知れないという。

私は95年と98年に、会社を辞めて九州から北海道まで桜前線を追いかける旅をしたが、そのゴールはここ旭岳温泉だった。標高約1200mの場所に約70本のチシマザクラが植えられ、大切に保護されているのだ。例年6月上旬から7月上旬の間のどこかで開花する。日本でもっとも遅いお花見行事が開催されることでも有名だ。
去年の「毎週桜旅」のゴールもここだった。

ここのチシマザクラはロープウエイ会社の方が世話をしていて、冬の間は雪囲いをかけている。その雪囲いが雪の重みに耐えられなかったのか、今年も折れてしまっている桜が何本かある。
どの木も背が低く、高さ1m程度しかない。散り始めている木はなく、咲き始めから満開までの木が混在している。残念ながら花芽も葉も付けていない木が何本かある。すでに枯れてしまったのかも知れない。
花はちょっと大き目で、ふっくらと咲く。私の好きな桜の一つだ。

私がぼおっと桜を見ている間、他に桜園を訪れる人はなかった。静かにじっくりと桜との対話を楽しんだ、と言いたいところだが、人の代わりに小バエのような虫が私の周りに集まってしまい、うるさくてしかたがない。カメラを覗くと小バエが黒い点となって視野をあちこち移動する。シャッターを押す前に、カメラの周囲のハエを追い払うのにしばらく時間を要する。北海道のハエはしつこいと聞いていたが、身をもって実感した。
おまけに花が別の小虫の休憩場所になっていて、「ばっちりアップが撮れた」と思って確認してみるとしっかり花に小虫が残っている、という悲劇が何度か繰り返された。
小虫には悪いが、ブロワーブラシ(カメラのほこりやゴミを吹き飛ばす道具)を軽く吹かして丁重に花からお立ち退きいただいた。

昨年の「毎週桜旅」の終点はここ旭岳温泉だったが、今年はもう少し長い期間桜を楽しめそうな気がする。
「毎週桜旅」は今週で39週目。できれば40週の大台に乗せたい。
来週末もがんばって桜を探そう。


今日の食事
上はキトピロ鹿肉ラーメン。
下はラーメンを食べたホテルの温泉。外の渓流が見えて気持ちいい。(↑37KB)


今日の温泉:
ロッジ ヌタプカウシペにて。オーナー手作りの露天風呂は壊れてしまったそうで、修理中に付き使用不可。内風呂だけとなったが、一人でのびのびと入れたせいか、はたまた日ごろの仕事の疲れが出たせいか、もう離れたくない、と思うくらい気持ち良かった。

今日のフライト:
JAS193便。羽田8:55発旭川10:30着のところ、到着は5分ほど遅れ。機材はA300。
2週間前には、今年はもう北海道には行かないかも知れない、と言っていたのだが、その 舌の根も渇かないうちに再び北海道フライト。

今日のレンタカーでの走行距離:
120Km。
車種はMAZDAの軽自動車AZ WAGON。やはりちょっとエンジンのパワーが小さいようで、旭岳の上り道ではちょっと苦労した。

今日の昼寝:
行きの飛行機の中で20分ほど。
そして、景色のいい美瑛の丘で、夕日が沈むのを待ちながら30分の昼寝。

今日の宿:
美瑛町にある美馬牛ユースホステル。いつもながら快適な宿だ。集まってくる旅人と話すのも楽しい。


[次の旅日記(2001年6月24日「 長野県小谷村 栂池自然園 」)へ]
[前の旅日記(2001年6月9日「 群馬県富士見村 赤城山 」)へ]

[2000年秋から2001年夏までのインデックスへ]
[モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 メインページへ]< /A>