1. 郷土資料館の前庭にあるギョイコウ(御衣黄)。 2001.6.3--北海道登別市 登別郷土資料館(64K)		2. ギョイコウのアップ。見頃を過ぎてちょっと縮れてしまっている。 散る間際に、花びらの真ん中にピンク色の線が入るのが特徴。 2001.6.3--北海道登別市 登別郷土資料館(29K)
3. カンザンのアップ。6月とはいえここは春の色。 2001.6.3--北海道登別市 川上公園(64K)		4. 水辺のカンザン。 2001.6.3--北海道登別市 川上公園(46K)

金曜夜に自宅の郵便受けにJAS(日本エアシステム)からの葉書が届いていた。曰く「先日送ったマイレージ通知書の中で、今年末に無効になるマイルを通知できなかった」とのこと。通知できなかったとはすなわち印刷漏れが発生したということらしい。
葉書によれば、私の持つマイルのうち、今年末で1万2千マイルも無効になることが判明。
今シーズンの桜旅はあと何週続けられるか分からない。このあと飛行機を使うかどうかは一層不透明だ。秋以降も遠出をするかどうか定かでない。それで、今週末に急遽マイルを使うことにした。
とは言え、マイルの航空券の予約は前日の17時が締め切りであり、今日はもう予約できない。となると、明日予約してあさって日曜日に日帰りするしかない。

行き先は去年と同様登別に定めた。

ううむ、もし無効マイルがあることを知っていれば先週の釧路往復で使っただろうに。使用するマイル数は同じ15000でも、今回乗る札幌便のほうが航空券の料金が格段に安いのだから。
だけど、どっちにしろ無料で1往復させてもらえるのだから、あまり文句を言うのはやめよう。

計算違いが起きてちょっとがっかりしていた私を慰めるかのように、雨のはずの登別の天気が良くなった。少し元気になれた。桜旅をしている間は天気で自分の気分が変わることが多い。

登別市郷土資料館には、八重桜のカンザン、オオシマザクラの他、緑色の花を付ける珍しいギョイコウ(御衣黄)もある。
北海道には、松前城址と美唄市の東明公園にもギョイコウがあるが、いずれも5月の中旬には見頃を迎える。北海道では他にこの桜があるとは聞かないから、日本で最後にギョイコウが咲く場所は登別と言えるかも知れない。
緑色の花びらの中央部にピンクの筋が入っている花がある。見頃を過ぎたギョイコウではこのような特徴が見られることがある。
資料館の方によれば、先週末がちょうど見頃だったらしい。いいタイミングは逃してしまったようだ。

隣接する川上公園には、オオヤマザクラの他、カンザン(関山)、フゲンゾウ(普賢象)などの遅咲きの八重桜がたくさん植えられている。
オオヤマザクラの花はとっくに散り、葉が青々と茂っている。一方、カンザン、フゲンゾウは満開かやや見頃過ぎで、色が少し褪せ始めたものがある。
園内には家族連れが多く、回復した天気のもとでそれぞれに休日を楽しんでいた。

おいしくてボリュームのある夕食だった。(↑44KB)

• 朝：自宅で、食パンにブルーベリージャムを付けて食べる。
• 昼：行きの飛行機の中で、銀むつ照焼弁当を食べる。ごはん(ごまがけ)、梅干、さくら漬、銀むつの照焼、サラダ菜、たけのこ・かぼちゃ・さやいんげんの煮物。お弁当とは言え、銀むつがなかなかおいしかった。
• 夕：千歳空港の「海老天」という店で、二味丼を食べる。天丼(海老天2尾、ピーマン、なす)と、いくら・さけ・うにの海鮮丼、きゅうり・大根・白菜の漬物、たくあん、茶碗蒸し、みそ汁、メロン。去年と同じ店で、去年と同じ料理を頼んでしまったが、和食が好きなので気にしない。天丼も海鮮丼もうまかった。うには色こそあまり良くなかったけれど、薬臭くなくておいしかった。

今日のレンタカーでの走行距離：

187Km。
車種は3週間前と同じデミオ。小さいながら、高速道でもよい加速をみせる元気な車だ。

今日の昼寝：

行き・帰りの飛行機の中で20分ずつ。そして、郷土資料館の桜の前で20分ほど。自分のくしゃみで目が覚めたら、太陽が傾いて自分の周りが日陰になっていた。

今日の温泉：

去年と同様、「世界最大の温泉浴場」と言われる第一滝本館で日帰り入浴。7種類の泉質と男女合わせて29個の浴槽がある、1500坪もの大浴場だ。気に入った種類と温度の浴槽を選んで入れる。今日は時間があまりなかったので、いろいろな泉質の湯船にちょっとずつ浸かったのみ。

今日のフライト：

行きはJAS109便 羽田10:25発新千歳11:55着。帰りはJAS118便 新千歳20:30発羽田22:00着。機材はどちらもレインボー777。帰りの飛行機はゲームができる液晶モニターが付いていた。手持ちぶさただったのでスペースインベーダーもどきとテトリスで遊んだ。
またもや北海道日帰りをしてしまった...。

今日の宿：

東京の自宅。