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1. ジュウガツザクラと、冬咲きの桜の回廊。 2000.12.17--東京都墨田区 江戸東京博物館(56K) |
2. 紅葉と桜。 2000.12.17--東京都墨田区 江戸東京博物館(62K) |
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3. こぼれんばかりに咲くジュウガツザクラ。背景は鳥居を模した江戸東京博物館の建物。 2000.12.17--東京都墨田区 江戸東京博物館(74K) |
先週ひいた風邪はあまり良くならず、このまま来世紀まで持ち越してしまうのではないかと危惧している。この体調の悪い中、会社の同僚が江戸東京博物館で桜が咲いているのを見たと教えてくれた。幸いにも博物館のある両国は私の家からそう遠くない。遠出をしなくてもいいのは助かる。見つけてくれた同僚に感謝したい。
事前に江戸東京博物館に問い合わせてみたが、冬咲きの桜が植えられた経緯や、本数については分からないという。ただ、博物館ができた頃からあったということだけは分かった。
行ってみて驚いた。本数が多いのだ。博物館の北側の遊歩道に沿っていろいろな種類の桜が植えられており、その中に冬咲きの桜が混じっている。私が見たところ、冬咲きのものが20本ほどはあったのではないかと思う。その中でも最も清澄通りに近いところにある桜は、陽光をいっぱいに浴びてこぼれんばかりに咲いていた。
桜には「ジュウガツザクラ」の札がかかっていた。花は八重。色は白か薄いピンク。花の中心部分が濃いピンク色をしたものもある。花の直径は2cm程度とあまり大きくない。
博物館の見学者や散歩をしている人たちが、冬に咲く桜を珍しそうに見上げている。
中には「フユザクラ」「エド」という札が下がっているものもあるが、フユザクラは一重のはずなのに実際の花はジュウガツザクラそっくりの八重だった。また、エドは春に咲く花びらがふっくらと丸い八重桜のはずだが、この木の花もジュウガツザクラそっくりだった。どうも札の名前が間違っているような気がしてならない。
午前中はうろこ雲の間から時たま日が差していたが、午後に入った途端予報通りきっちりと曇ってきた。風も冷たくなり始めたので、風邪が治りきっていない私は早々に引き上げることにした。
今日の昼食。シチューの牛肉の厚さに注目。 |
今日の宿:東京の自宅。