モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

1999年4月25日(日)昨日に引き続き花散らしの雨。時々強く降る。

会津五桜のうち、伊佐須美神社の薄墨桜



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1.
満開の薄墨桜。
1999.4.25--福島県会津高田町 伊佐須美神社(81K)
2.
薄墨桜は根元から太い幹が分かれている。
1999.4.25--福島県会津高田町 伊佐須美神社(68K)
3.
磐越西線の車窓から前日に見つけた桜。詳しい地図がなく、霧で見通しもきかない中、勘だけに頼って適当に車を走らせたらちゃんとこの桜のところに着いた。もしかしたら桜が導いてくれたのかも知れない。
右側は、幹の直径が1mはあろうかという大きな桜だった。
1999.4.25--福島県磐梯町(31K)


伊佐須美神社の薄墨桜について
問い合わせ先:
会津高田町役場 0242-55-1121

旅日記

朝起きてがっかり。昨日からの雨が止むどころか、逆に強まっているようだ。
天をうらんでばかりでは埒が開かないので、とにかく宿を出る。

まずは、会津五桜の一つで、宿と同じ会津高田町にある薄墨桜を見るために、伊佐須美神社へ。
これはオオシマザクラ系のサトザクラで、開花と共に花びらがうす墨の入った白から赤みを帯びた色になるという。
運のいいことにこちらも満開だった。ただ、桜のまん前に大きな厄除けの看板が立っていて、どうにも写真が撮りにくい。

その後、昨日見た虎の尾桜のところに戻ってみた。昨日と違って観光バスが何台か来ていた。傘の列が寺の境内を右へ左へと移動していた。

事前に聞いたところでは、会津五桜の残りの一つ、猪苗代町の大鹿桜は例年5月上旬が見頃で、今はまだ全然咲いていないとのことだったので、今日は訪ねるのを止めにする。
何年後になるか分からないが、満開の頃に訪ねてみたいものだ。

結局今日も一日中雨に悩まされた。しかも、同じ福島県の浜通り、中通り地方には大雨洪水警報が出たというではないか。ここ会津地方には警報は出なかったものの、時々かなり強い雨が落ちてきた。

レンタカーで聞いていたFMによれば、東京では昼過ぎに晴れ間がのぞき始めたという。東京の青空がもう少し早く会津地方に来てくれたら良かったのだが。

会津若松駅にレンタカーを返す直前、駅に蒸気機関車が停まっているのに気付いた。急いでカメラを取り出し何枚か撮影。
レンタカー会社の方に聞いたところ、今日はSLの運転日にはなっておらず、時刻表にも載っていないが、今日は試乗会のために「SLばんえつ物語号」のダイヤで臨時列車を運転しているとのこと。
その話をしてくれた駅レンタカーの方は、以前は国鉄の車掌をしていて、SLが牽引していた頃の磐越西線の列車にも乗務していたそうだ。
SLが黒煙を噴き上げながら出発する様子を、懐かしそうに眺めておられた。

帰路の新幹線は、以前から乗りたいと思っていた旧型のMAX(オール2階建て車両)だった。大雨のせいか5分ほど遅れていた。2階席に乗ったが、普通の新幹線より揺れるという感じはしなかった。

東京に戻ったら、夜空にはほとんど雲がなく、月が煌煌と輝いていた。
天気に恵まれない週末旅行だった。


今朝までの睡眠時間:8時間。良く寝た。

今日の食事

今日のレンタカーの走行距離:89Km。

今日の昼寝:磐越西線の快速の中で1時間。いい気持ちだった

今日のお土産:
会社には、Meijiシュースナックポポロン みちのく限定ラ・フランス味。ラ・フランス(洋なしの一種)独特の甘い香りがしておいしかった。
自分には、ゆべし8個入り。だが、ゆべしを食べてちょっとびっくり。同じゆべしでも、私の生まれた愛媛県西条市のものとは作り方が違うようだ。福島のものは、米で作っていておもちのような感じだ。でも、このゆべしもなかなかおいしかった。

今日の宿:東京の自宅


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