2012年3月12日(月) 曇のち晴れ 静岡県河津町 |
今日も一日中河津町を撮り歩いた。
久しぶりにきれいに晴れたせいか、三脚を持ったカメラマンが多かった。
午後からは、幸甚なことに桜専門家の方のお話を伺うことができた。
河津町には原木の切枝の栽培によって得られた直系の子孫の他、原木の実生から育てた子孫も混在しているという。実生は千本ほど町内に配られたそうだ。
実生は、お父さん(花粉)が何の桜か分からないことと、その遺伝子のかかり具合も分からないため、どんな子供が誕生するか予想ができない。(ちなみに、桜のしくみとして同じ遺伝子同士は受粉しない。つまり、原木のめしべは同じ原木の花粉では受粉しない。)
河津の桜を見ていて、意外に「これはちょっと違うな」と感じる個性的な桜に出会う機会が多かったのだが、そういう歴史があったのか。
これからは、そうした個性も楽しみたいと思う。
下右はスーパーのお惣菜 |