2006年12月15日(金) 朝まで雨、午後は晴れ 茨城県水戸市 偕楽園 |
水戸市の偕楽園にある二季咲桜が咲いていると聞き、訪ねてみた。
11月に行ったネパール桜旅以来の花見だ。
偕楽園はご存知の通り、全国的に知られた梅の名所である。園内には100種3,000本がある。これとは別に、数種類の桜も植えられている。
二季咲桜は、江戸時代にある藩士から贈られたものだという。
好文亭の近くには2本の巨木がある。
1本は半円形の見事な形をしていて、花つきはまあまあだ。春咲きの桜に例えれば3分咲きくらいだが、冬の桜としてはこれで花が多いほうだろう。去年の今頃訪ねたときは、茶色くなっている花が見られたが、今年の花はまだきれいだ。
もう1本は太い枝が折れてしまって、少しいびつな形になっている。また、冬の花が付く枝が限られているようだ。去年見たときも、花のない枝が目立っていた。
好文亭の庭の桜にも1本の桜がある。わずかに見える紅葉と、千波湖が借景になっている。
好文亭の切符売り場のおばさんが、他に2ヶ所の桜を教えてくれたので、訪ねてみる。
東門の内側に、これまで見たものよりも1回り大きな二季咲桜があるが、花つきはあまり多くない。また、表門外側の桜はまだ若木のようだ。こちらは花つきがまあまあ。将来大きくなるのが楽しみだ。
今年の花見はこれでおしまいになると思う。
今年は結局定職につくことができず、1年間貯金で旅をしてきた。
沖縄は数年ぶりという桜の当たり年であり、見事な桜を堪能できた。
2月の伊豆・河津でもいい桜を見ることができた。
3月下旬からの桜前線追跡は、4回目ということもあって更に充実した旅となった。一部、NHKの取材班と同行したのも思い出深い。
8月、9月には珍しい沖縄の桜を発見した。
11月には、桜旅で初めて海外に出て、あまり知られていないネパールの秋咲きの桜を楽しむことができた。
これ以外に行った場所も含めて、今年も毎月桜を見ることができ、連続花見記録も12ヶ月伸びて64ヶ月となった。
桜についてはとても思い出深い年になった。
来年もいい桜が見られるとうれしい。
でも、その前に再就職が必要だ(笑)。
下は本日の夕食。 ごはんがこげているのは、 私が炊く時間を長くしすぎたため。 (↑34KB) |