2006年1月29日(日) 曇一時晴れ 沖縄県本部町 八重岳、中城村 中城城址 |
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1. カンヒザクラの花が散る様子。 中央左が散りかけの花。めしべだけが残り、 ガクと花びらが一体になって抜け落ちる。 中央右はめしべだけが残った姿。 2006.1.29-沖縄県本部町 八重岳(25K) |
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2. 樹齢約200年と言われる老木。 右下に見えるのはタンカン(沖縄のみかん)。 (所有者の許可を得て撮影。) 2006.1.29-沖縄県本部町(84K) |
3. 老木の遠景。 2006.1.29-沖縄県本部町(78K) |
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4. 石垣と桜。 2006.1.28-沖縄県中城村 中城城址(59K) |
友人は仕事の疲れのせいかまだ寝ているので、起こさないように気をつけながら6:45に宿を出る。まだこの時間だと真っ暗なため頭にヘッドランプをつけて荷物をまとめる。
日の出の時刻を八重岳で迎える。ただ、今日も東の空に雲がかかっていて日光が差すことはない。観桜の車が増えてくるまでの間、いろいろな構図で桜を撮り続ける。
一旦宿に戻って友人を起こし(9:30だった(笑))、八重岳を案内する。今まで見たことがない美しさに彼も感心していた。
食事をとった後、樹齢約200年と言われる老桜へ。所有者の方に許可をいただいて撮影する。
今がちょうど見頃だと言えるだろう。去年に比べて花付きがはるかにいい。根元から11本の太枝が出ていて、形の良いドーム状になっている。
この木の根の部分は200年程度経っているが、地上部分は第2次大戦時に枯れてしまい、彦ばえが成長して代替わりしたものだそうだ。だから、地上部は約60年経つことになる。確かに最盛期の大宜味村の百年桜(現在は太い幹が枯死してしまった)よりも一回り小さい印象がある。でも、この桜の大きさは現在の沖縄では最大級ではないかと思う。
彦ばえは、太い幹の周囲から八方に伸びる。それが成長したからこそ、現在のようなドーム状の形ができたのではないかと思う。
この木がいつまでも元気に生長することを祈りたい。
(私が訪ねた翌々日に老桜がOTV沖縄テレビで放送されました。→こちら)
那覇に向かう途中で中城城(なかぐすくじょう)へ。こちらも今帰仁城址などと一緒に世界文化遺産に指定されている。石積みの城壁が優美であり、太平洋や、琉球の国造り神話の島・久高島を臨むことができる。
沖縄本島の桜の咲き具合が全般的にいい中、以前来た時よりは花が多い。ただ、それでも見事というには少し遠い。桜の植えられている場所は今帰仁城址と同様に岩が多そうだ。やはり土の良し悪しが花付きを左右するのだろうか。
いろいろ寄り道した後、無事那覇空港着。私と違ってまっとうな仕事人(笑)である友人は明日の仕事のために東京に帰る。
私はもう少し沖縄撮影旅行を続ける。
真ん中はうまいそばとジューシー、 下は肉とソースがうまいステーキ。 (↑31KB) |