1998.5.4--北海道静内町二十間道路 ↑ click photo(85K) |
朝の二十間道路。長さ8キロの桜並木の果ては見えない。 1998.5.4--北海道静内町二十間道路 ↑ click photo(33K) |
桜のトンネル。ここは車が締め出されていて、のびのびと歩くことができる。 1998.5.4--北海道静内町二十間道路 ↑ click photo(82K) |
ライトアップが始まった頃。 1998.5.4--北海道静内町二十間道路 ↑ click photo(84K) |
静内の二十間道路にやってきた。日本最長の8Kmの桜並木だ。
明治36年に、新冠御料牧場への行啓道路として幅二十間(約36m)の道路が造成された。当時は中央道路と言われていたが、いつからか二十間道路と呼ばれるようになった。大正5年から、牧場職員が近隣の山々からオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)などの植樹を始めた。道路の両側に植樹するのに3年かかったという。
例年ならゴールデンウイークが終わった頃に見頃を迎えるが、今年は他の場所と同様に桜の開花が早く、地元の方によれば今日あたりが見頃という話だ。今日は天気も快晴、連休のなか日ということもあり行楽には絶好だ。
花見にいい条件が重なりすぎたせいで、車の渋滞がひどい。私は二十間道路の入口付近の駐車場に車を止めていたのだが、朝9時ごろから道路の先の方へ向かう車が渋滞し始め、昼を過ぎても一向に解消しない。二十間道路の奥のほうへ行ってみたかった私は、午後4時ごろに脇道を迂回して先へ向かったが、結局その道も1Kmほど渋滞し、二十間道路のほぼ中央にある桜のトンネルまで1時間かかってしまった。
あとで警備員の方に聞いたら、札幌から7時間かかった家族連れもいたそうだ。途中の国道235号もところどころで渋滞していたらしい。普段ならその半分ぐらいの時間で着けるはずだという。
夕食の屋台巡りも終え、次の場所に移動しようとしたが、午後9時になっても帰りの渋滞が全く解消しない。しかたがない。ここにもう1泊することにしよう。
今日の食事
今日の宿:昨夜とは違う、二十間道路の駐車場。私が寝ている頭の先2mのところを排気音の大きい車がすごいスピードで走り去る。「ここは危ないかなぁ、移動しようかなぁ」とぼんやり考えているうちに眠りに落ちた。