2005年5月2日(月) 晴 山形県白鷹町 釜の越桜 |
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1.老樹に七星降りる 2005.5.2-山形県白鷹町 釜の越桜(46K) |
今年のゴールデンウイークは、2日休むと10連休になる絶好の曜日配列だ。しかし、しかしである。仕事の関係で3日も出なくてはならない。それに、今日2日もどうしても取引先と連絡をとらざるを得ず、結局半日仕事をせざるを得なかった。
で、午後2時ごろ会社を出て自宅へ急ぎ、重さ約30Kgの荷物をかついで実家へ。車の中で寝泊りができるよう装備を整え、夕食をとってあわただしく出発だ。
午前1時過ぎ、最初の目的地である釜の越桜に到着。
釜の越はこの辺りの古い地名だ。桜の樹齢は約800年。樹高約20mのエドヒガン。八幡太郎義家が、根元付近にある3個の巨石でかまどを築いて兵糧を使ったという伝説がある。釜の越という地名もそれに関連があるという。
近年木の健康が損なわれ、去年から樹勢の回復が行なわれているという。
確かに、4年前に来たときと比べて花の数がかなり少ないように思う。
夜空は雲一つない快晴で、桜の向こうに北斗七星が降りてくる途中だった。本当はすぐに寝るつもりだったのだが、急いでフィルムカメラをセットし30分ほどシャッターを開けた写真を3回撮る。ただ、撮っている間にカメラを盗まれると困るので、零下2度という気温の中で2時間ほど待っていなくてはならないのが辛い。駐車場がそばにないため車の中からカメラを見張ることはできない。
東京はTシャツ1枚で十分な気温だったのだ。身体が気温差に負けて風邪などひかなければいいのだが。
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