1998.4.22--秋田県角館町桧木内川堤 ↑ click photo(61K) |
1998.4.22--秋田県角館町桧木内川堤 ↑ click photo(60K) |
田沢湖沿いの道路を走っていて見つけた風景。 ソメイヨシノが8分咲きぐらいになっていた。 東北電力の何かの施設らしく、残念ながら立ち入り禁止だった。 もちろん、この写真は柵の外から撮ったもの。 1998.4.22--秋田県田沢湖町 ↑ click photo(47K) |
弘前城址のお堀。すでにソメイヨシノが散り始めていて、お堀の水面を花びらが埋めていた。 1998.4.22--青森県弘前市弘前城址 ↑ click photo(89K) |
弘前城本丸。 1998.4.22--青森県弘前市弘前城址 ↑ click photo(75K) |
西堀。ライトアップされた桜並木がお堀の水面に映る。 1998.4.22--青森県弘前市弘前城址 ↑ click photo(68K) |
写真を撮るために気合を入れて5時に起きたが、日の出からずっと曇っていて、角館の桧木内川沿いでカメラを構えていてもシャッターを押す気が起きない。太陽が雲間から顔を出したのは8時を過ぎた頃だった。やっと写真を撮る気分が乗ってくる。
桜並木では、昨日と同様、ちょっと強い風が吹くと桜吹雪が舞っていた。
さて、いよいよ弘前市内に入った。事前の情報では今日と明日がちょうど見頃だろうということで、楽しみにしていた。
しかし、弘前城址の外堀を見てショックを受けた。外堀の水面が桜の花びらでいっぱいに埋まっているのだ。堀の左右のソメイヨシノに目をやれば、すでに半分ほど花を落としてしまっている。
地元の方に伺ったところ、少し強い風が吹いた昨夜から盛大に散り始めたとのこと。私はタッチの差で満開の桜を見逃したことになる。
ここのところ春にしては異様に暑い日が続いたので、桜の散り時が早まってしまったのかも知れない。
しかし、本丸のしだれ桜はほぼ満開で、ピンク色の八重のしだれ桜などが私たちを楽しませてくれる。
空が暗くなった頃、ライトアップが始まった。しかし、ライトアップの場所によってはソメイヨシノがかなり散ってしまっており、そういう場所では花のない枝が夜空に浮かび上がって悲しみをさそう。
弘前城址には、ソメイヨシノを中心に、ヤマザクラ、サトザクラ、シダレザクラなど約5000本の桜が植えられているそうだ。幸いにも江戸時代からの天守閣や櫓、城門などが残っている。天守閣の前や、城門の前、お堀端、本丸の中などで、桜もそれぞれ違った表情を見せる。どこも魅力的だ。
ライトアップが終わる午後9時まで、広い城址を夢中で歩き写真を撮った。城址を出た頃には、身体はふらふらだがとてもいい気分になっていた。まるで桜に酔ったみたいだ。
今日の食事
今日の宿:弘前市内中心部にある駐車場。昨日の角館の駐車場ではいやな目に遭ったが、今日は駐車場の正面に交番がある。しかもすぐそばにデータ通信のできるグレーの公衆電話まである。駐車料金は1日1000円とちょっと高いが、ばっちりの環境だ。