2003年6月14日(土)
曇時々雨
北海道東川町旭岳温泉
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1.
雨に咲く千島桜。
2003.6.14--北海道東川町旭岳温泉(27K)
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旅日記
横浜から2泊3日で友人が来る。これからあさってまで彼と行動を共にする予定だ。
彼は旭岳温泉の千島桜が見たくてこの時期に来た。日本エアシステムのバースデー割引を使って3週間前に旭川便を予約したと聞いて、今年の桜は遅めだから彼は桜を見ることはできないのではないかと私は考えていた。先週咲き具合を問い合わせた時も、つぼみが膨らみ始めたくらいの頃だと教えられていた。
だが、である。彼を迎えた旭川空港から念のため電話で咲き具合を確認してみると、なんと早咲きのものが見頃だというではないか。
彼の幸運さに驚きつつ、30分ほど車を走らせて旭岳温泉着。
確かに桜が咲いている。約70本植えられている桜のうち、4,5本はすでに満開だ。私も友人も嬉しくて喜びの声を上げる。
ここにあるのは千島桜。ロープウエイ会社の方が世話をしていて、冬の間は雪囲いをかけている。それでも折れてしまっている桜が何本か見られる。さぞ雪が厳しいのだろう。
旭岳温泉は、「日本一遅いお花見が行われる場所」として有名である。(お花見の行事として地元温泉街の方によるジンギスカンが行われる。)
そのことを聞いていて、8年前と5年前に桜前線を追いかけて日本列島を北上したときのゴールはここに定めていた。
しかし今年は違う。すでに2年前から、お花見の行事はなくともここより遅い桜が咲く場所をたくさん知ってしまった。だから、今年のゴールはここではない。まだ旅は続く。
ただ、どこの桜が最後になるか、いつ頃咲くのか、まだ予想がつかない。
ゴールの時期と場所がわからない旅というのは、わくわくする反面、少し辛いものでもある。
今日は天気が悪いのと、まだこれから咲く木が多そうなので、無理に写真を撮らず下山することにした。明日は天気がよさそうなので期待したい。
今日の食事
ぷりぷりの海老フライと
五穀ごはん。
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- 朝:ユースホステルにて。ごはん、味噌汁、焼鮭、ほうれん草のピーナツ和え、かまぼこ・おろししょうが添え、グレープフルーツ。朝から元気が出そうなメニュー。
- 昼:美瑛町のレストラン純平で、五穀ごはんのおろし海老フライ定食。これまでに純平のものほどぷりぷりな海老フライは食べたことがない。大根おろしとの相性もばっちり。五穀ごはんも相変わらず食べ心地がよくておいしい。もしこのレストランが自宅の近くにあれば、どんなに幸せだろう。
- おやつ:ラベンダーの様子を見に行ったファーム富田で、ラベンダーソフトクリームを食べる。ラベンダーソフトと言いつつ合成香料だけで香りを付けたソフトクリームが多いそうだが、ここのソフトは本物のラベンダーを使っているそうで、香りがとてもいい。ベースのソフトクリームもしっかりしたミルクを使っているようで、濃くておいしい。
- 夕:ユースホステルにて。ごはん、ニラのスープ、白身魚のホイル焼、さつまいもの千切り、マカロニサラダ、メロン。バランスがとれていて旅人にはうれしい食事。
- 今朝までの睡眠時間:
- 美馬牛リバティユースホステルにて5時間半ぐらい。久しぶりにユースに泊まったので、前夜は同宿者と遅くまでおしゃべりし過ぎた。
昨夜は雨で雷も鳴っていた。屋根があるところは安心して寝られるものだなぁ。ユースに泊まってよかった。
- 今日の昼寝:
- なし。
- 今日の温泉:
- 十勝岳温泉にあるカミホロ荘にて日帰り入浴。内湯と露天は別々の泉質で、どちらもかけ流しという贅沢さ。サウナもある。友人一押しの温泉だけあって大満足。
- 今日の自家用車での走行距離:
- 162Km。
- 今日の宿:
- 美瑛町にある美馬牛リバティユースホステル。
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