|
|
|||
1. お寺の老木。 2003.5.30--北海道羅臼町誠諦寺(58K) |
2. 「戸長の桜」と呼ばれる町一番の古木。 2003.5.30--北海道標津町役場(84K) |
|||
|
|
|||
3. パークゴルフコース内の桜。 2003.5.30--北海道釧路町別保公園(29K) |
4. 2003.5.30--北海道釧路市春採公園(59K) |
早朝の誠諦寺(じょうたいじ)には私以外に誰もいない。堂々たる古木たちが凛とした空気の中私を見つめている。少し緊張しながら撮影する。
古木だが花付きがとても良い。ちょうど満開で、地上にはほとんど花びらが落ちていない。よい時期に来ることができた。
標津町役場前には、町内で最も古いと言われる千島桜がある。「戸長の桜」とも呼ばれている。明治18年頃、初代の戸長(現在の町長)の就任記念として植えられたものだそうだ。5日前にここに来たときは町内の他のオオヤマザクラや千島桜が満開を迎えていたというのに、戸長の桜はつぼみがやっと膨らみ始めた程度だった。やや遅咲きのようだ。
釧路市の春採公園に着く頃には、空は曇り冷たい風が吹き付けるようになった。園内の桜はほぼ満開のようだが、以前見たときに比べて花に元気がないようだ。やはり例年になく冷たい霧に閉じ込められる日が多かったため、花が悪くなってしまったのだろうか。
さて、今日も釧路町別保でKさんと偶然出会った。5度目である。ほぼ満開の別保公園で一緒に写真を撮らせていただいた。Kさんはこの後、札幌行きスーパーおおぞら号と寝台特急北斗星号を乗り継いで東京に帰るという。別保駅で各駅停車に乗るKさんを見送ったら、桜話で盛り上がった後だけにちょっとだけ寂しくなった。
まもなく私が茨城の実家を出て1ヶ月になる。帰宅する時期は北海道の桜の開花時期次第である。私はいったいいつ頃帰れるのだろう。
(↑42KB) |