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1. 朝の外堀。 今朝も風がなく、桜が水面に映る。 2003.4.28--青森県弘前市弘前城址(57K) |
2. 121歳を数える染井吉野の老木の全体像。 まだまだ花つきは若い木に負けない。 2003.4.28--青森県弘前市弘前城址(57K) |
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3. 枝垂桜と赤い傘。 2003.4.28--秋田県角館町(67K) |
4. 夕方の桜並木。 2003.4.28--秋田県角館町(67K) |
今朝も5時半に起床。出発前のひと撮影とばかり、弘前城址を一回りしてからユースホステルに戻り、荷物をまとめて出発する。
弘前から角館に向かう臨時直通列車「さくら号」は弘前出発時点で7割程度の乗車。これから乗り入れる秋田内陸縦貫鉄道のMORIYOSHI EXPRESSという観光用車両が使われている。車両の中ほどに12,3人でテーブルを囲めるサロンコーナーがあり、目ざとい中年グループがそこで酒盛りを始めてにぎやかだ。臨時列車らしくダイヤにゆとりがあり過ぎ、鷹ノ巣駅では28分も停車し構内で入れ替え作業を行なったりする。乗客としてはもう少し時間を節約してくれたらうれしいのだが。
角館では、まず駅から近いほうにある、枝垂桜の名所である武家屋敷に向かった。だが、様子が変だ。5年前に来たときはもっと枝垂桜の花が多くて色が濃く、葉もほとんど出ていなかった。今年のJR東日本のポスターぐらい見事な桜をこの目で見ることができた。だが、今年は花の数が少なく、色も薄く、すでに葉が出ている枝がかなり多い。
地元の方によれば、開花直前に暖かい日が少なく、枝垂桜の調子が悪いのではないかという。いずれにしても、日中は観光客がものすごく多いため、人影の入らない写真は撮ることができない。
もし車で来ていたら、日の出前に起きて場所取りをし、写真を撮ることも可能だ。だが、今年の枝垂桜の様子ではよい写真にはならなかっただろう。
一方、桧木内川沿いの染井吉野の桜並木はかなりよい。同じ気候の下にあるのに、花の様子が大きく違うのが不思議だ。
角館も弘前に次いで桜の管理に力を入れている場所と聞いている。そのせいか、東京ではめったに見かけないような太さの老木が、これまた東京の若木でさえも付けないほどたくさんの花を元気に咲かせている。
明日も角館の桜を堪能させていただこう。
下はユースホステルとしてはかなり豪華な夕食。 コンロの上は田沢牛のカルビ焼き。 この後小さな稲庭うどんとかに汁も出てきた。 (↑46KB) |