|
|
|||
1. 夕暮れの一瞬だけ桜がこんな色を見せる。 2003.4.26--青森県弘前市弘前城址(45K) |
2. 風がないので堀の水に桜がよく映る。 2003.4.26--青森県弘前市弘前城址(45K) |
不調になった車(軽自動車、走行18.6万Km)をディーラーに見せたところ、修理には今月いっぱいかかりそうだとの連絡。交換すべきミッションの部品が製造中止のため、県外から中古品を取り寄せるのに時間がかかるという。
毎日500Km近く走ったりしたことは、やはりこの車体には厳しかったか。でも、こうして走っていたらいずれは起きる事態なので、実家にいるときにそれが発生して幸いだったといえよう。
で、私の手元に車がない間も桜前線は着々と北上している。黙って見過ごすわけにはいかない。車が使えずJRでの移動になるから多少自由は効かないが、桜旅は続行である。
今回は、天気や咲き具合を見計らった結果、飛び石連休の26日出発、29日帰着というスケジュールになってしまった。一部の列車の指定券が取れず、1泊だけ宿も取れていない。多少行き当たりばったりだが仕方がない。車ならこういう苦労はないだろう。
実家のある茨城県から仙台までの常磐線沿いには、ヤマザクラや八重桜が咲き誇っていた。こんなに桜があったとは驚きだ。また、桜で有名な夜ノ森駅周辺は、咲いていればさぞすごいだろうと思わせる。もちろん、染井吉野の桜前線はとっくに通過しており、今は萌え始めた若葉の緑がまぶしい。
窓からじっと風景を眺めていられるのも、弁当を食べられるのも、居眠りできるのも、電車で旅をするメリットだ。電車で長旅をするのは久しぶりなので、せっかく本を持ってきたにもかかわらず、ぼぉっと外を見ている時間が一番長かった。
夕方に弘前に到着した頃には小雨がぱらついていたため私のテンションはかなり低い。ユースホステルで同宿者とお茶を飲んでいるうちに天気予報どおり雨は止んだ。するといきなり撮影気分が盛り上がってきていてもたってもいられなくなり撮影に出かける。ユースホステルは城の外堀から歩いて5,6分のところにあるのでとても便利だ。
弘前城址は昨日満開宣言が出されている。日本一手入れがよいと言われているだけあって花のボリュームは最高だ。早速夜景のきれいな西堀に行く。今日は風がなくて堀の水面に桜がよく映る。西堀を何周もしていろいろな方向から撮っているうちにユースの門限である23時が近づいてきてしまった。
結局今夜は西堀の写真しか撮れなかった。明日は別の場所でがんばろう。
牛たん弁当 (↑37KB) |