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1. 向野の桜。 2003.4.17--富山県城端町野口(53K) |
2. 向野の桜に少し近づいて撮った写真。 根の部分がむき出しになっている。 2003.4.17--富山県城端町野口(60K) |
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3. りっぱな門の前で染井吉野が馥郁と咲く。 2003.4.17--富山県城端町善徳寺(67K) |
4. 樹齢約350年の糸さくら。 2003.4.17--富山県城端町野口(81K) |
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5. 朝日山公園から氷見市内を望む。 左にある構造物は比美乃江大橋。 2003.4.17--富山県氷見市朝日山公園(66K) |
向野の桜は樹齢300年以上と言われるエドヒガン。雪の残る山を前にりりしく立つ。川に向いた側の根の部分は土がなくむき出しになっている。ライトアップもするらしく照明がいくつか設置されているが、風景を少し台無しにしてしまっている。人の目に見えないところに置いたらいいと思う。
同じ場所で写真を撮っていたおじさんが、町内の善徳寺の枝垂桜が新聞に載っていたことを教えてくれたので、私もお邪魔してみる。
この樹は糸さくらと呼ばれる。1649年に当時の住職が植えた記録があるそうだから、樹齢は350年以上だ。
幹はかなり朽ちてしまい、350年分の太さはない。また枝も落ちてしまったようだ。だが、残った幹は存在感があり、風格をかもし出している。花は散り始め。緑色の葉が出てきてしまっている。
すぐ隣には京都円山公園からもらったという若い枝垂桜が薄紅色の花を咲かせており、こちらは満開。
2本とも仲良く、これからずっと元気でいて欲しいものだ。
朝日山公園では立山連峰を背景にした桜が見えると聞いてきたが、山は春霞に邪魔されてほとんど見えない。花は散り始めで、斜面に強い風が吹くと桜吹雪が舞い上がる。
明日の朝、山は果たして顔を出してくれるだろうか。