モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2003年4月4日(金)
快晴のち曇、夕方から雨

静岡県伊東市伊豆高原、松崎町那賀川、
土肥町最福寺、天城湯ヶ島町法泉寺



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1.
朝日を浴びる桜並木。
2003.4.4--静岡県伊東市伊豆高原(58K)
2.
桜並木には古木の多い場所もある。
2003.4.4--静岡県伊東市伊豆高原(55K)
3.
この写真の主役は左側の株。
これは伊豆名産の桜葉を収穫するために育てているオオシマザクラ。
こんなに低く刈り込んでいるとは知らなかった。
右側は収穫をやめた畑。
刈り込みをやめたので木が育ってしまった。
2003.4.4--静岡県松崎町(61K)
4.
染井吉野の桜並木。
2003.4.4--静岡県松崎町(65K)
5.
花畑と桜並木。空が晴れて青くなっていないのが残念。

2003.4.4--静岡県松崎町(66K)
6.
伊豆最福寺しだれ。
こんなに大輪の枝垂桜は今までに見たことがない。
2003.4.4--静岡県土肥町最福寺(33K)
7.「どの山も笑う」
松崎町から賀茂村にかけての山には桜が多い。
まるで桜の種を空中散布したのでは
ないかと思えるぐらい密生している場所もある。
もし人の手が入っていないでこうなったとしたら驚異だ。
俳句の季語で「山笑う」というのがあるが、
ここではみんな笑っているように思える。
2003.4.4--静岡県賀茂村(57K)
8.
ライトアップされた法泉寺のシダレザクラ。
2003.4.4--静岡県天城湯ヶ島町法泉寺(57K)


伊豆高原の桜並木の問い合わせ先
伊東市観光課 tel 0557-36-0111

那賀川の桜の問い合わせ先
松崎町商工観光課 tel 0558-42-1111



旅日記

目覚めた5時半頃にはすっかり周りが明るくなっていた。ここは静岡だから九州よりも30分ぐらい日の出が早いのを忘れていたのだ。慌てて撮影の準備に入る。

伊東市の伊豆高原には長さ約3Kmにわたって染井吉野の桜並木が続く。テレビのCMなどでもよく使われる。早朝は順調に撮影が進んだが、次第に散歩する人や駐車車両が増えてきて思うような写真が撮れなくなってくる。午前7時半に撮影を終えて出発。

松崎町那賀川沿いには6Kmにわたって1500本の桜並木が続いている。桜堤の手前の田んぼには、キンセンカ、矢車草など8種類の花が植えられ、並木に色を添えている。

最福寺には、ここにしかない伊豆最福寺しだれという桜がある。直径4,5cmもある大輪の八重の花が咲き始めていた。こんなに花の多い枝垂桜は初めて見た。
個人的な考えだが、大輪の八重桜が変異して、枝がしだれるようになったものではないだろうか。
90歳になるという、かくしゃくとしたお寺のおばあちゃんから桜のお話を聞く。江戸時代に、檀家の庭にあった桜が珍しいというのでこのお寺の境内に植えたとのことだ。少し前まで太い2本の古木があったそうだが、枯れてしまったという。
見頃には少し早いようなので、できたら後日再び立ち寄りたいと思う。

土肥から天城湯ヶ島町にかけての国道136号沿いには染井吉野の古木が多い。ただ、あまり手入れがされていないようで、花は全体的に少なく、病気の枝が目立ったり、つたがからまっていたりするものが多い。古木は大金を払っても得られない貴重なものなのだから、もう少し大切にしたほうがよいのではないかと思う。

法泉寺にも見事な枝垂桜がある。推定の樹齢は約380年。エドヒガンと枝垂桜との間に生まれた雑種と言われている。樹勢が衰えており、回復措置がとられているという。確かに枝の数が少ないように思える。
ここもライトアップされている。方向を変えながら何枚かの写真を撮っているうちに雨が落ちてきた。今日は早めに引き上げることにしよう。


今日の食事
「究極のそば」。
確かにうまい。
(↑49KB)

今朝までの睡眠時間:
4時間半と短い。これも早起きして観光客のいないうちに桜並木の写真を撮るためだ。
人間としてだめなくらい(笑)疲れている。

今日の昼寝:
なし。

今日の自家用車での走行距離:
197Km。あまり広くないはずの伊豆半島で今日1日でこんなに走るとは。

今日の宿:
網代港近くの路上。



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