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1. 母恋北町の桜と室蘭の夜景。 2002.4.28--北海道室蘭市母恋北町(66K) |
転職後初めてゴールデンウイークを迎えた。直属の部長にはなんとか10連休を認めてもらいうれしい限りだ。先週お土産をちゃんと買って帰ったのが奏功したらしい。
例年ならGWは主に東北の桜を回る。しかし、今年は桜前線がとっくに北海道に上陸しており、いつも通りにはいかないようだ。
いくつか東北で見たい桜があったが、全部見頃を逃してしまったようだ。結局実家の茨城から北海道にまっすぐフェリーで向かうことにした。
2等(雑魚寝)しか残っていないという室蘭航路をなんとか当日に押さえ、満月の照らすちょっとロマンチックな大洗港を昨夜出発した。
私事ながら、年齢を重ねるごとに船酔いを起こしやすくなっているような気がする。出航時は少し北風が強く、すぐに眠らざるを得なかった。
2等船室は大混雑で自分が横になれる幅は1mもない。たまたま隣が若い女性だったのでなおさら気を使う。
今日は半日近く眠った後のせいか体調は良く、フェリーのレストランで食事をとれるほどだったが、すぐ後に不調になりまた昼寝する。
夕方、北海道が近くなった頃には風もおさまり、海はないでいた。体調もなんとか良くなった。
帰りもフェリーなので、天候が荒れないことを祈りたい。
北海道室蘭市上陸は18:45。すぐに母恋北町の桜を見に行く。日本海側に比べて、南にあたる噴火湾沿いの桜の開花はやや遅いと聞いているが、さてどうだろう。
母恋北町のソメイヨシノはまだ2,3分咲きだったが、ヤマザクラ系の木の中には満開のものがあった。空は次第に闇に占領されていく。天気がよいせいで放射冷却が起こり、次第に気温が下がってくる。時々吹く寒風に揺れながら、桜はせいいっぱい花を開いていた。
厳しい環境のせいか、ソメイヨシノにはテング巣病の枝が目立った。これ以上病気が広がらないことを祈りたいものだ。
実家から持ち出した軽自動車の走行距離はすでに16万Kmを超えている。あちこちガタが来ているようなので、いたわりながら旅をしなくてはならないようだ。
コンビニで買ったフィッシュ バーガーを車中で食べる。 (↑25KB) |