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1. 見事な形の桜。 2002.3.3--静岡県河津町(75K) |
2. 河津七滝(ななだる)ループ橋の下の桜園。 2002.3.3--静岡県河津町(75K) |
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3. カワヅザクラのアップ。心が温かくなるようなピンク色である。 2002.3.3--静岡県河津町(39K) |
河津の桜は全体的に終わりに近いが、撮り残した写真がいくつかあるので、再び河津にやってきた。
行きのスーパービュー踊り子号は意外なほど空いている。河津で降りる乗客も、昨年の同時期ほどではない。今年はカワヅザクラの開花が1週間から10日は早かったから、花見ラッシュも一段落といったところか。
河津川沿いの並木を中心とした地域はかなり花が散っていて、まるごと葉桜になっている木も多い。早咲きである原木も、ほとんど花を落としてしまっていた。
午後からバスに乗って河津七滝(ななだる)へ。山の中腹にあるこの地域では満開から散り始めという感じだ。一旦駐車場から山の奥のほうを目指し、ほとんど人がいない中で好みの木を見つけて撮影した後、にぎやかな駐車場付近を素通りして、ループ橋の下に場所を移す。ここには数十本の桜が植えられており、満開の木も多い。メジロが一斉にやってきて、にぎやかにさえずりながら花の蜜を飲んでいる。心なしか、河津の平地で見かけるメジロより体が一回り小さいような気もする。食べ物の違いだろうか。
帰路のスーパービュー踊り子号は満席だった。やはり土日で名残の花見を楽しんだ人は多かったのだろう。
特にお願いしたわけでもないのに、帰路は偶然先頭車両のパノラマシートの指定券が入手できた。
ちょっと座席の間隔が狭いのが難点だが、暮れなずむ伊豆の風景を眺めのいい席から楽しませてもらった。
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