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1. 東京では珍しい、雪と桜のある風景。 2001.1.21--東京都千代田区 靖国神社(44K) |
2. 桜と、齋殿の重厚な屋根。 2001.1.21--東京都千代田区 靖国神社(36K) |
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3. 2001.1.21--東京都千代田区 靖国神社(39K) |
靖国神社のシキザクラが咲いていると聞いた。
昨夜は東京にしては珍しく雪が降った。今朝起きたら私の家のベランダにも3,4cmほど積もっていた。でも、快晴に近くて日中の気温は10度近くまで上がり、日当たりのいいベランダの雪はどんどん解けていく。
靖国神社には、東京のソメイヨシノの基準木が3本あり、この木々の開花が一定の基準を満たすと桜前線が東京に到着したことになる。
ここにはソメイヨシノ600本の他、ヤマザクラなどが400本植えられており、花の盛りには神社の手前の広場が壮絶な宴会場と化す。
シキザクラは社務所と棟続きの齋館(サイカン)と呼ばれる建物の前にあった。(電話で問い合わせたときにサイカンの前に桜があると言われ、勘違いして「東西のニシ(西)と書くのですか」と聞き返してしまい、「そうではなくて」と笑われてしまった。)
シキザクラの周りは日当たりが悪いらしく、地面の雪はかなり残っていた。東京で雪と桜が同時に見られるのは貴重な光景だと思う。
桜は樹高3,4m程度。裸木のソメイヨシノなどに混じって1本だけ花を付けている。咲き具合はちらほらといった感じ。12月のほうが花は多かったそうである。
しばらく待ったら日が当たるようになるのかと思い、寒い中30分ほど桜の前で頑張ったが、低い空を移動する冬の日は結局桜を照らすことはなかった。
周囲を見渡すと、数本のソメイヨシノに白い花のようなものが見える。お、一斉に狂い咲きか、と思ってよく見ると、枝に白い鳩の羽毛が付いているだけだった。ちょっと拍子抜けだ。
靖国神社は、平和の象徴である白い鳩を大切にしているらしい。
参拝客が自動販売機で鳩の餌を買うたびに、その客の周りに何百という鳩の固まりができる。中には客の手の上に乗って餌をもらう猛者もいる。手乗り鳩というのは初めて見た。
雪が大気中のちりを洗い流したせいか、今日の夕焼けは色が濃く美しかった。
さあ、運が良ければ来週からは春の桜が見られるかも知れない。
今日の昼食。餃子は熱い鉄板に乗っている。 |
今日の宿:東京の自宅。