2000年6月17日(土)雨時々曇。
栃木県日光市 千手が浜・竜頭の滝のミヤマザクラ
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1.
ミヤマザクラの巨木。高さ20mほどもあろうか。花付きがとても良かった。
2000.6.17--栃木県日光市千手が浜(84K)
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2.
桜の下に広がるのはクリンソウ(九輪草)の花畑。
2000.6.17--栃木県日光市千手が浜(82K)
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3.
ミヤマザクラのアップ。葉の上に花が突き出して咲くのが特徴だ。まるで花が葉にやさしく守られているかのように見える。
2000.6.17--栃木県日光市千手が浜(51K)
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4.
竜頭の滝とミヤマザクラ。
2000.6.17--栃木県日光市 竜頭の滝(79K)
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日光の桜の問い合わせ先
日光自然博物館 tel 0288-55-0880
旅日記
先週に続き、今週もミヤマザクラを訪ねる。
例年なら日光のミヤマザクラは終わっているはずだが、春先に降った雪の関係で日光の花暦は全体的に1週間程度遅れているらしく、幸運にも今の時期に出会うことができた。
中禅寺湖畔を通り過ぎ、レンタカーを赤沼駐車場に停める。そこからハイブリッドバス(エンジン・電気併用の低公害バス)に乗り換えて30分、千手が浜に着く(自然保護のため千手が浜には一般車の乗り入れができない)。バスに乗り込んだ頃から雨が降り始め、今は傘をさしていても足元が濡れてしまうくらい強めの雨が降っている。
バス停のすぐ近くにミヤマザクラの群落があった。ここでは5本の桜を見つけた。花の咲き具合や花付きはまちまちだったが、高さ20mほどの巨木は満開で、しかも花付きがとても良く壮観だった。雨の中、しばしぼおっと木を見上げてしまう。
雨の千手が浜を歩く。ここは夏場はキャンプでにぎわうそうだが、今は時折ハイカーとすれ違う程度。中禅寺湖の水面はとても静かだ。晴天なら気持ちのいい散歩ができたことだろう。
キャンプ場の中にも3,4本のミヤマザクラがあった。満開のものもあれば、ほとんど散ってしまった木もある。どうも、ミヤマザクラの花期は木によってバラバラらしい。
バスの車窓からは、ミヤマザクラの他、白っぽいズミの花や、ウワミズザクラらしい花も見かけた。だが、今回の私の目的はミヤマザクラのみである。
帰路、竜頭の滝に立ち寄った。ここでも、駐車場や滝の横の遊歩道で5本ほどの桜を見つけた。千手が浜よりも人は多いが、桜らしく見えないせいか、はたまた今の時期に桜が咲くことを知らないせいか、ミヤマザクラに関心を寄せる人は全くいない。
ミヤマザクラの小さな花は、静かに雨に打たれていた。
さあ、いよいよ「毎週桜旅」の旅程も苦しくなってきた。もう桜が咲いていそうな場所の目処が立たない。
来週こそは本当に桜の咲いている場所が見つからないかも知れない。
今日の食事
- 朝:例の通り、自宅で食パンにプルーンジャムを塗って食べる。飲み物はウーロン茶。
- 昼:千手が浜行きのハイブリッドバスを待つ間に、赤沼茶屋で昼食をとる。これからの徒歩に備えてパワーをつけようと、牛丼を頼んだ。牛丼(さやえんどう、海苔、紅生姜添え)、たくあん、わかめとねぎの味噌汁付き。なかなかうまかった。でも、結局その後それほど長くは歩かなかった。
- 夕:日光といえば湯葉。そこで、東武日光駅前のさかえやという店で湯葉セットを食べる。ごはん、生湯葉の刺身(大根の妻、レタス添え)、舞茸バター焼(レモン添え)、湯葉巻(さやえんどう添え)、湯葉の高野豆腐巻、舞茸そば(とり肉、かまぼこ、さやえんどう、ねぎ入り)。生湯葉の刺身は初めて食べた。傷みやすいので、その日の朝に作った湯葉しか刺身にできないという。噛むとちょっとだけ歯ごたえがあって、次につるつるっとした独特の食感がくる。味はほとんどなくて、ほんの少し豆っぽい香りがする。これを食べるだけのために東京から来る人もいるそうだ。なるほど、その気持ちはちょっと分かる。この店の湯葉料理はガイドブックなどで紹介されることが多いらしい。
- 今日のレンタカーでの走行距離:
- 53Km。あちこち立ち寄ろうと思っていたが、雨と渋滞のせいで他の場所に足を伸ばす気力がなくなった。レンタカーを借りたのはちょっともったいなかったかも知れない。
今回乗ったのもHONDA CIVIC FERIO。パワーはあまりないが乗りやすい車だ。
- 今日の昼寝:
- 行きの快速電車の中で約30分。
いつもなら帰りの電車のほうこそ疲れてぐっすり眠るはずなのだが、帰路の快速で同席になった3人の方々と、桜・山の花・山菜・鱧(はも)などの話で盛り上がり、眠気は襲ってこなかった。皆さんは私の桜の旅に関心を持ってくださったようだが、実態はこんないい加減な旅なので申し訳ない限りだ。
- 今日のお土産:
- 会社に、さかえやで買った「ゆば小せん」というお菓子を持っていった。小さな甘いおせんべいで、ゆばが入っている。少し大豆の香りがするおいしいおせんべいだった。会社でも好評だった。
今日の宿:東京の自宅
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