仕事の関係でポカをやらかして、本当は私は今頃大阪に出張していなくてはならないはずだった。だが、同僚たちは私の桜の旅のことを知っていて、出張を肩代わりしてくれた。
感謝しなくてはならない。
それでも、月曜日まで仕上げなくてはならないデータがあり、私は今夜の最終便で帰る予定を繰り上げて始発便に乗ることにした。しかし、私が持っている安いチケットは、基本的には変更ができないものなのだ。大丈夫だろうか。
釧路空港に着いた私を襲ったのは、「霧で東京からの飛行機が降りられないかも知れない」という衝撃的な情報。その飛行機が折り返しで東京行きになるはずなのだ。
霧の多い釧路空港には、98年にカテゴリー3という電波誘導システムが導入され、飛行機の欠航率は格段に改善されたと聞いていたが、今でも霧の影響は受けやすいらしい。
じりじりしながら待つうち、ジェットエンジンのものすごい騒音が近くに聞こえてきた。どうやら無事に着陸したらしい。次の難関はチケットの変更だ。
カウンターの女性におそるおそる変更を申し出てみると、「基本的にはできないのですが、今日は130席以上空いていますのでお受けします」と嬉しい対応。
幸運が2つ重なった。
運命の神様というのが存在するとすれば、「同僚に感謝しておまえもちゃんと働け」とおっしゃっているのだろう。
午後から無事出社。他の同僚と共に仕事を片づける。
今日の昼寝:なし。今日は仕事のためにノートパソコンを持っていたので、帰りの機内ではずっと仕事&ホームページ作成。
今日のフライト:釧路10:10-(JAS132)-11:50羽田。機材はA300-600R。
今日の宿:東京の自宅