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1. 2000.2.19--三重県伊勢市 伊勢神宮内宮(56K) |
2. 熱海桜のアップ。 2000.2.19--三重県伊勢市 伊勢神宮内宮(85K) |
相変わらず風邪が治らない。ひき始めからもう2週間も経つ。
歳をとるにつれ風邪の治りが悪くなっていくような気がする。
今週は会社を休むことはなかったが、それでも午後出社が2日もあり、本調子からは程遠い。
こんな苦しい中だが、毎週桜旅には出かけなくてはならない。
昭和48年と50年に、熱海市の男性らが、カンザクラ(熱海桜)を伊勢神宮内宮(9本)、外宮(3本)、神宮徴古館(1本)に献納したという新聞記事を最近見かけた。今回はそのうち、内宮と外宮を訪ねる。
伊勢市駅から乗ったバスは途中まで順調に走ったが、内宮の直前でほとんど動かない渋滞にはまってしまった。どうも内宮付近の駐車場が少なく、一般車が駐車場待ちの列を作りそれが渋滞の原因になるようだ。仕方なく1つ手前のバス停で下りて歩く。
内宮(ないくう)の警備員の方に聞いたところ、今咲いている桜は2本しかご存知ないという。1本は神宮司庁入口の坂の下にあったが、1,2分咲きという感じだった。一方、神宮司庁駐車場横の1本は6,7分咲きだった。気温6度しかない寒い中、桜はけなげに花を開いている。樹高は3mぐらい。枝の数はそれほど多くない感じだ。熱海桜らしく、花の色はソメイヨシノなどに比べてピンクが濃い。
観光客が歩くルートからはかなり外れているので、私が桜の撮影をしている間、客はだれも来なかった。
続いて、伊勢市駅近くの外宮(げくう)へ。警備員の方5人に熱海桜のことを伺ってみたが、どなたもご存じなかった。バス駐車場か勾玉の池付近にあるかも、とのことだったが、バス駐車場の桜は別の種類で、勾玉の池の辺りにもなかった。桜の献納は25年以上前のことなので、残念ながらもう枯れてしまったのかも知れない。
帰りに鈴鹿市の子安観音に立ち寄ってみた。ここにある白子のフダンザクラは、ガイドブックなどには12月から4月上旬まで開花すると書いてあるのだが、今年はどうもあまり開花していないらしいのだ。自分の目で確かめてみたい。
フダンザクラは確かに全く開花していない。花が一つもついていないのだ。
お寺の方に伺ってみると、この桜の開花状況は年によって差があり、今年のように葉がかなり遅い時期まで残っていると、冬場にほとんど花を付けないのだそうだ。一方、秋口に台風が来て葉が落ちてしまうと、その年の冬には花が咲くという。桜の葉は開花を抑えるホルモンを出すと聞いたことがあるが、その影響なのかもしれないと思った。
春の開花は3月中旬から4月上旬だが、冬場の開花状況には左右されないそうだ。
今日も体調が悪くて旅にも写真にも気合が入らない。是非来週こそは元気になりたい。
今日の車での走行距離:0Km。
今日の昼寝:行きも帰りも、新幹線の中で30分ずつ。