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1. 桜は山門の前にある。 2000.1.22--東京都杉並区 妙正寺(65K) |
2. 真っ青な空の下の桜はやはり素晴らしい。 2000.1.22--東京都杉並区 妙正寺(78K) |
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3. 花の直径は2cm程度で、桜としてはやや小さめだ。 2000.1.22--東京都杉並区 妙正寺(57K) |
4. 2000.1.22--東京都杉並区 妙正寺(85K) |
いつもの週の土曜日は、平日の仕事の疲れがたまっていて出かけないことが多いのだが、先週と同様日曜日は雨という予報が出ているので、少し重い体を引きずって妙正寺の桜を見に出かけた。
妙正寺のシキザクラはちょうど見頃を迎えている。快晴の青空に桜の白さが映える。やっぱり今日来て良かった。
桜の樹高は3〜4mでそれほど大きくはない。枝の先端は少し垂れている感じで、見る方向によっては木の形がシダレザクラに似ているようでもある。
春の桜に例えれば、7分咲きといったところだろうか。冬の桜にしては花付きがいいほうだと思う。11月下旬の愛知県小原村以来、こんなに花が開いている桜に出会ったのは久しぶりだ。
例年、12月終わりから1月にかけてと、春に花が開くそうだ。冬の見頃は1月下旬から2月上旬だという。
妙正寺は静かな住宅街の中にある。時々、近所の方やドライブ途中の人が立ち寄る。
ここのシキザクラはそれほど有名ではないのか、ある中年の御夫婦は「これは桜だ」「いや梅だ」とちょっと強い調子で言い合いをしていた。冬咲きの桜だということをよっぽど教えて差し上げようかとも思ったが、言い出すタイミングが見つからないうちに彼らは立ち去ってしまった。
今朝はずいぶん冷え込んだ。私の自宅近くでは水溜まりに氷が張っていたし、妙正寺の境内には霜柱も残っていた。
昼頃になっても、日なたは暖かいが、日陰の気温は低いままだ。日陰に置いた荷物の中の気温計は4度までしか上がっていなかった。
のんびりカメラの準備をしていると、小学校高学年ぐらいの男の子4人から突撃インタビューを受けた。
「昔のことを知っていますか?」「いやー、私はこの辺に住んでいるわけではないので…」「庚申塚って知ってますか?」
かなり勢いよく聞かれて、私はちょっとたじろいでしまった。それに、最初の私の答えは少しとんちんかんだ。昔の妙正寺周辺のことを知っているかと聞かれたのだと思ったのだ。ちょっと恥ずかしい。
なるほど、学校の課題か何かで庚申塚について調べているらしい。突然の質問だったので心の準備ができていなかったが、たどたどしいながら庚申塚や庚申講について説明してあげた。果たして分かってもらえただろうか。
今日の車での走行距離:0Km。
今日の昼寝:なし
今日の宿:東京の自宅