モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2013年8月8日(木)
晴れ時々曇、暑い

沖縄県宮古島市



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1.
たった一輪だけ咲いていたカンヒザクラ。
昨日はもう少し数があったというから
ギリギリセーフという感じ。
2013.8.8-沖縄県宮古島市

  2.
この桜の左上の枝で咲いている。
2013.8.8-沖縄県宮古島市


旅日記

私はこれまで143か月(11年と11か月)にわたって、日本で毎月桜の花を見ている。
真剣に探せば、日本のどこかで毎月桜が咲いているのだ。

しかし、1年で最も難しいのは8月。これまでの11年間も、8月に入ると1日数回の細かいネット検索で、桜の開花情報がないか目を皿のようにして調べてきた。
で、今年も例外にもれず、8月1日から細かーい検索を始めたら…初日にして、宮古島の宿で先月から咲いている桜があるという情報を発見した。
早速お宿に電話をかけると「数輪咲いているけれど、いつまでもつか分からない」とのこと。
仕事の調整がなかなかできず、休める日の前日に電話をしたところ、まだ残っているとのうれしい知らせ。もちろん宿の宿泊も予約した。

ところが、である。宿に着いてみると、昨日咲いていたはずの花がない。「鳥や虫が花びらを食べちゃうんだよねぇ」とは宿主さん。血まなこで探すがやはりその木には花がない。で、2本目を調べると…あった。たった1輪だけ咲いていた。宿主さんもこの木では今年初めて見つけたというカンヒザクラの花が。
春咲の花に比べると花色が薄い(翌日には濃くなっているのを見たから変化するようだ)。真っ青な夏空を背景にりんと咲く桜も美しいものだ。

と、喜んでばかりもいられない。この開花は、6月に来襲した巨大台風の塩害と風で、桜の葉が落ちたために始まったものだと思う。見れば、宿の桜3本の葉はかなり落ちている。一部には新しくうす緑色の葉が出始めているものもある。落葉による栄養不足を補おうとしているのだろう。
この後、元気を取り戻すことを祈りたい。

お宿を後にして、宮古島で心当たりのある桜名所を渡り歩いてみた(カママ嶺公園、熱帯植物園、少年自然の家、来間島)。
また、新しく教えていただいた桜名所にも行ってみた(東小、平良一小、沖電工、野原岳、東急リゾート)。
でも、落葉している桜は多いものの、花は全く咲いていなかった。
宿主さんがネット掲示板経由で狂い咲きしている桜を知り合いに聞いてみてくれたものの、やはり開花情報はなかったそうだ。

だから、お宿の花は本当に奇跡の一輪だ。出会えてよかった。


という訳で、2014年初夏まで続く、新しい桜のシーズンをなんとか始めることができました。
この後もよろしくお願いいたします。
食事などの価格を記載していることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。


今日の食事
上左は大東寿司、
上右はパパイヤチャンプルー、
中段左はドラゴンフルーツ、
中段右はレジにいた宮古島まもる君(笑)、
下左はちんすこうアイス、
下右は充実の夕食、

今朝までの睡眠時間:
4時間。前夜はいつも通りの時間に寝て、朝は2時間早かったから、がっつり睡眠不足。

今日のフライト:
羽田-宮古だがスカイマークには直行便がないので那覇乗り継ぎ。
羽田6:25発SKY511便、那覇着9:20のところ、20分ほど早着。
那覇9:55発SKY541便、宮古着10:45のところ、宮古空港の滑走路の点検があったとのことで、上空で5分ほど旋回で待たされたため遅れ。
JTAの直行便より約2.5万円安いから、乗り継ぎもやむを得ず。スカイマークが宮古まで行くようになって少しだけ幸せ。

今日の昼寝:
那覇への機内で1時間半、車を停めて30分。でも日頃の寝不足は解消しない…。

今日自分で運転したレンタカーの走行距離:
79Km。車種はOpti。14万キロ走ったオールドタイマーでした。

今日の宿:
民宿たかつんやさん。広くて居心地のいいお宿でした。宿主さんは宮古の自然や文化にとても詳しい方で、いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
今夜の宿泊は私1人。


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