モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title 2011年10月9日(日)
晴れ時々曇

岩手県宮古市 高浜小学校



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1.
1本の染井吉野で、30輪ほどの花が開いていた。
(いずれも敷地の外から撮影)

2011.10.9-岩手県宮古市 高浜小学校

  2.
別の角度から。
2011.10.9-岩手県宮古市 高浜小学校
3.
門の外から。
染井吉野など、10本ほどの桜があった。
染井吉野はどれも古く、立派だ。
2011.10.9-岩手県宮古市 高浜小学校


旅日記

8〜9月に、青森、岩手、宮城、福島で、津波の影響を受けた桜の返り咲き(狂い咲き)を見てきたが、今月も返り咲きのニュースが入った。岩手県宮古市の高浜小学校だ。風邪気味ではあったが、頑張って旅に出る。
学校のフェンスの外から見ると、確かに染井吉野が1本だけ花をつけている。30輪ほどはあろうか。
学校関係者がいなかったのではっきりとは分からないが、桜には2m弱ほどの津波を受けた形跡がある。(高さ2m弱の複数の枝に、津波で流れてきたと思われるビニールがひっかかったままになっている。)
10本ほどの桜のうち数本は、10月上旬としては葉がたくさん落ちてしまっている。これも津波の塩害であろう。土に塩分が残ると、葉先に水分が行きにくくなり、早めに落ちることがあるという。
ただ、他の10本ほどの桜も津波を受けただろうに、この1本だけなぜ咲いているのかは、よく分からなかった。葉の落ち方も、目立ってひどいというわけではない。

また、こうして津波の塩害を受けている桜は東日本の太平洋側にたくさん存在するだろうに、なぜ特定の桜だけが咲き、ニュースなどで取り上げられるのかも不思議だ。ちなみにやはり津波を受けたであろう宮古市の松原公園の染井吉野20本ほど(樹齢も同じくらいの古木)を見て回ったが、葉がやや早めに落ちているものの、開花している枝は全くなかった。

津波の影響を受けて、咲いてしまった桜もそうでない桜も、来春に元気いっぱい咲いてくれることを祈っている。


食事などの価格を記載していることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。


今日の食事
上左は新幹線で食べるサンドイッチ、
上右はアユ焼とさんまつみれ汁、
中段左は毛ガニ半身、カキ焼など、
中段右はキンキ焼、松茸の吸い物など、
下はウニと松茸の釜飯、くるみそばなど


今朝までの睡眠時間:
7時間。遠足の前日は寝られない子供だったので(笑)。

今日の新幹線:
東北新幹線はやぶさ1号、東京8:12発盛岡10:32着。今日はグランクラスではなく普通車。隣席は、西武線人身事故ではやてを逃したという老夫婦。新青森で団体ツアーに追いつくとのこと。はやぶさが300キロ運転を再開していたからこそ追いつけるものと思われる。

今日自分で運転した車の走行距離:
レンタカーで69Km。車種はホンダLife。運転はしやすいけれど、坂道でパワー不足を感じる。実家の軽ワンボックスはかなりよく走るので、なぜLifeが非力なのか分からない。

今日の昼寝:
新幹線で30分、JR山田線で30分ほど。山田線では景色がいい場所だっただけにもったいない。

今日の宿:
岩手県岩泉町の龍泉洞愛山という宿。施設はちょっと古めだったけれど、スタッフの方の応対が気持ちいいし、お風呂も広くて満足。


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