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2006年11月19日(日)
日本は曇のち雨
タイへの移動日
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旅日記
今日から、6泊8日でネパールへ行く。目的は、桜を見ることだ。
桜旅としては、初の海外となる。
ネパールには、ヒマラヤザクラという種類が自生している。日本にも持ち込まれていて、熱海市や広島県因島などに植えられている。
ただ、現地ネパールの桜は、日本ではあまり紹介されたことがない。
さて、どんな出会いになるだろうか。
成田からネパールへの直行便は出ていないため、今回はタイ経由となる。乗り継ぎの関係で今日の宿泊先はバンコク市内だ。
今日はたまたま、世界最大の航空機エアバスA380が試験飛行のため初来日している。
↑クリックで拡大。
A380はオール2階建てが特徴。
ガラスの反射が消せなかったのはすみません
(↑18KB)
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成田空港の44番ゲートに着いた後、滑走路の近くに駐機していた。
見送りに来てくれた友人と一緒に、展望できる場所で写真を撮った。A380は最大840人乗りで、これまで世界最大だったボーイング社製ジャンボジェット機の1.5倍程度の収容力を誇る。さすがにでかくて機体が太い。
こんなものがよく空を飛ぶなぁと感心する。
2007年10月ごろに、シンガポール航空で初就航するとのことだ。
さて、第一ターミナル南4階の集合場所で、ツアーコンダクターやツアーメンバーの皆さんと落ち合い、友人とは別れる。
実を言うと、パッケージ旅行に参加するのはこれが初めてだ。どんな方たちと一緒になるのかどきどきする。
また、15年ほど前に海外に行ったっきりで、本当に久しぶりの海外だ。これまではハワイと香港という日本人の多い場所にしか行ったことがない。ネパールへの日本からの旅行者は年間2万人くらいしかいないらしい。いったいどんな感じの国なのだろう。
ツアーのメンバーは全部で15人(現地で更に3人合流)、若い美人女性も多くてうれしい(笑)。
いけ花、空手、さくら植樹会など、日本・ネパール国交50周年記念行事に参加する予定の人が多い。
期待と不安が入り混じる中で、搭乗手続き、荷物預け、出国手続きを済ませる。
一人離れて44番ゲートに行ってみると、滑走路近くにいるA380がかなり近くから見えた。望遠レンズで何枚か写真を撮る。このゲートには国際線に乗り降りする場合にしか来ることができないから、今日A380が来日したのはとってもラッキーだ。
日本からネパールへの直行便は、関西空港から週2便飛んでいる。しかし、欠航したり遅れたりすることがよくあるそうなので、ツアーには不向きだという。今回はタイ国際航空を使って、成田−タイ(1泊)−ネパール・カトマンズというルートで旅をする。
タイでは今年9月にクーデターがあったばかりだ(かなり平穏なクーデターだったが)。また、ネパールでも昨年、約2ヶ月間に渡って戒厳令が出されていた。情勢が気になる国を2つ続けて訪問することになるが、大丈夫だろうか。
いよいよバンコク行きに搭乗。
おいしい機内食を食べ、空いている時間は他の参加者と話をしたり(偶然にも両側が若くて美しい女性だった! アルファベット順でそうなったらしい)、ネパールのガイドブックを読み直したりしているうちに、所要時間の約6時間はあっという間に過ぎてしまった。
現地時間の23時過ぎにタイ・バンコク・スワンアプーム国際空港着。日本時間だと午前1時なのでやや眠い。この空港、最近オープンしたばかりできれいなのはいいが、空港の端から端まで延々と歩かされるのには困った。また、預け入れ荷物を受け取っても、バゲージクレームタグ(荷物の番号が記してある)のチェックがない。このままでは他人が持ち去っても分からないだろう。荷物が盗まれないように、私はバッグが出てくる場所で待ち受けた。
空港からは貸し切りバスでホテルへ。ガイドさんに、今年9月のクーデターのことを聞いてみると、1日だけ観光に影響があったけれど、あとは支障ないとのこと。そういうクーデターもあるんだなぁ。世界は広いなぁ。
ホテルは最近できたそうだ。アメニティグッズも充実しているし、バスローブなどの準備もされている。プールやエステコーナーもあるらしい。
でも、到着は午前1時近くだし、明日は7:30と早い時間の集合なので、外出もホテルの施設の利用もしないで寝ることにした。
せっかくの初タイなのに、ちょっと残念だ。
食事などの価格が記載されていることがありますが、これは作成時点のものですので、お読みになっている際には変更になっている可能性もあります。
今日の食事
上は大洗駅の駅弁、
中段はタイ国際航空のおいしい機内食、
下は到着直前にいただいたアイスクリーム
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- 昼:茨城県の鹿島臨海鉄道で旅立ち。大洗駅にはローカル私鉄としては珍しい駅弁がある。バラエティ豊かな品揃えの中から、「徳爺のめんぱ」を車内でいただく。めんぱとは地元の言葉で漁に持っていく弁当のこと。海の幸も畑の幸もおいしかった。あおさの煮物やしらすが入っているのが珍しい。
徳爺のモデルになったおじいさんは、今年亡くなったそうだ。
- 夕:タイ国際航空TG667便内で機内食。日本風魚料理とタイカレーから選択できたが、今夜はタイカレーのセットにする。
スモークサーモンのマリネ、海老とパイナップルのタイ風カレー、タイライス、ロールパン、バター、フレッシュフルーツ、シャンパンケーキ。食後の飲み物はコーヒー。
タイ風海老カレーはココナッツミルクを使ったもので、味わい深くておいしかった。タイ国際航空は機内食がいいことで評判らしい。
- 夜のデザート:到着1時間ほど前に、アイスクリームが配られた。こちらは日本製。
- 今朝までの睡眠時間:
- 実家にて6時間。久しぶりの海外旅行なので緊張してちょっと眠れなかった。
- 今日のフライト:
- 新東京国際空港(成田)17:15発 タイ国際航空TG667便 バンコク・スワンアプーム国際空港22:15着(日本との時差は+2時間、所要時間7時間)のところ、出発と到着が一時間弱遅れた。搭乗者とパスポートの情報が1人分合わなかったらしい。機材はボーイング747-400。
- 今日の昼寝:
- なし
- 今日の車の走行距離:
- なし
- 今日の宿:
- タイ バンコクのラディソンホテルバンコク(Radisson Hotel Bangkok)。いいホテルなんだけど、滞在時間はたった6時間半。あぁ。
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