2006年4月22日(土) 曇一時晴れ、夕方から小雨 奈良県宇陀市 仏隆寺の望月桜、三重県津市 三多気の桜 |
起床し、体調が回復していることを確認。奈良県まで走ることにしよう。
約300Kmの道のりを走りぬいた後、11時過ぎに奈良県の仏隆寺着。何組かバスツアーのハイキングが行なわれており、お寺に向かう道は歩行者でいっぱいだった。傍若無人な歩き方をする人も何人かいて、ちと危ない。
ここの桜は樹齢約900年。ヤマザクラとエドヒガンの交配種で望月桜と呼ばれるが、その中でもややヤマザクラの特徴が強いと言われている。樹高は約9m、根回りは約7mもあるというたくましい古木だ。
根の部分はさすがにごつごつしていて年齢を感じる。花つきは良く、木は元気なようだ。花はやや散り始めで、少し風が強くなるだけではらはらと舞い落ちる。
さすがに土曜日とあって観光客やカメラマンが多く、人影を入れない写真を撮るのが難しい。
続いて三多気へ。
約1100年前にお寺の参道に桜を植えたのが始まりという。昔は長さ6Kmあったというが、今残っているのは約1.5Km、約500本の桜並木だ。さくら名所100選にも選ばれている。
種類はヤマザクラがほとんどだ。染井吉野と違って、花色や葉の色、葉の出かたなど木によってまちまちで、個性を楽しむことができる。100年近い古木もあるとのことで、時々目を見張るような立派な木が目に入る。ただ、参道が舗装されてしまっているので、並木の根が元気でいられるかどうがちょっと心配だ。
花は、参道の下のほうでは散り始め、上のほうではちょうど見頃。
写真撮影の名所は、棚田のそばにある立派な桜の木だ。風がほとんどなく桜が棚田にきれいに映っていた。
仏隆寺も三多気も素晴らしかった。
無理して行って良かったと思う。
さて、茨城の実家方面の桜がそろそろ見頃なので、一旦実家に戻ろうと思う。今夜中にどこまで走れるだろうか。
下は夜の松坂肉定食 結局どちらも肉になった (↑40KB) |