2006年4月16日(日) 晴れ、朝のうちは小雨 岐阜県本巣市 根尾の淡墨桜、揖斐川町 谷汲口駅、下呂町 苗代桜 |
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1. 樹齢1500年以上と言われる大桜。 2006.4.16-岐阜県本巣市 根尾の淡墨桜(74K) |
2. 大桜の堂々たる幹。 幹周りは9m以上もある。 2006.4.16-岐阜県本巣市 根尾の淡墨桜(80K) |
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3. 桜いっぱいの駅を出発。 2006.4.16-岐阜県揖斐川町 谷汲口駅(64K) |
4. 夕刻を迎えて田んぼに映った雲が色づく。 2006.4.16-岐阜県下呂町 苗代桜(40K) |
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5. 2006.4.16-岐阜県下呂町 苗代桜(40K) |
6. 桜いっぱいの駅を出発(私がYoutubeにアップした動画)。 2006.4.16-岐阜県揖斐川町 谷汲口駅 大きな動画を見るためには、動画のどこか(矢印以外)をクリックしてください。 動画をご覧になるためにはプラグイン・Adobe(Macromedia) Flash Player 7以降が必要です。(Flash Playerのページ) |
根尾の淡墨桜(うすずみざくら)にはこれまで2度来たことがあるが、近くにいる時に見頃と聞いては通り過ぎるわけにはいかない。5時過ぎ起床で撮影開始。
この桜は、樹齢1500年以上と言われる。継体天皇が都を追われていたときに、この地を去るに際してお手植えしたという伝承がある。
1949年には枯れ死寸前に至ったが、付近のヤマザクラの根238本を切り接ぐという大手術を経て生還した。その後も何度かの補修を受けて今日に至る。
枝は何本もの支柱に助けられ、幹には補修の跡も目立つ。こうまでして長生きさせなくても、と言う方もいるが、私はいつまでも生き続けて欲しいと願っている。1500回も花を開くなど、とても貴重なことだ。想像すると気が遠くなりそうなほどだ。
散り際に花がうす墨色を帯びることからこの名があるが、今日はまだ墨色の気配はない。
種類はエドヒガン。木は堂々たる大きさを誇るが、花は小さくて可憐だ。
樹齢1500年以上、日本で2番目に古いと言われる淡墨桜は、やはり存在感が違う。
この薄墨桜に行くのに、樽見鉄道はとても便利だ。その途中駅・谷汲口駅も桜に覆われている。ただ、病気の枝が目立つので、早くなんとかしたほうがいいと思う。
そして苗代桜へ。
桜仲間のKさんから、ライトアップを撮るためには早めに着いて場所を確保したほうがいいというアドバイスをいただいていたが、私の到着は16時半。撮影場所がかなりはじっこになってしまいちょっと後悔。ベストな位置を確保していたカメラマンは14時には来ていたそうだ。
でも、この場所で良かったことも。
小学1年生というF君と、そのお母さんと知り合えたことだ。
ライトアップされることを知らなかったお母さんが、いきなり私にF君を預かってくれと言う。シャトルバスで駐車場まで行き、撮影道具を取ってくるというのだ。
で、F君が緊張しないよういろんなおしゃべりをした。F君は、住んでいる場所や、昨日間近でツキノワグマを見たこと(!)など、楽しそうに話してくれた。
お母さんも20分でカムバック。お互いに撮影準備を進める。
18時半過ぎ、やっと辺りが暗くなってきてライトが目立ち始める。お互いにあーでもないこーでもないといいながら撮影。F君は、私のカメラのシャッターを30秒も開かなくてはならないことが不思議そうだった。フィルムに親しむ機会が少ないせいだろう。
19時半、三脚使用終了時間となり、その場を撤収。F君親子とは記念写真を撮ってお別れした。
「また会おうね」と問われて、「おっちゃんは東京の向こうに住んでるからなぁ」と答えたら、F君がちょっとさびしそうだった。ごめんね。
大きくなったらまた会おう。
上右は手の込んだ和食、 下左は昼食のデザート、 下右は身体を温める夕食 (↑48KB) |