2006年4月14日(金) 曇、昼に少しだけ日が照る 奈良県吉野町 吉野山 |
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9. ガラス窓がまるで見事なびょうぶのよう。 花見茶屋にて。 2006.4.14-奈良県吉野町 吉野山(47K) |
朝は上千本で目覚める。昨日は深夜に着いたため咲き具合は全く分からなかったが、明るくなってから見ると、おお、下、中、上千本がどこも見頃ではないか。
車が通行止めになっているため、中千本から下千本に行くには歩くのが最も早いが、混雑しているときはまるで渋谷センター街かと思うくらい道路が人でいっぱいになっていた。
人と車の混雑を避けて昼ごろには離れるつもりだったが、結局吉野のすばらしさに酔いしれて1日中歩き続けることになった。
吉野のヤマザクラは遠く奈良時代から神の木として守られ、植え継がれてきた。現在では約3万本もあるという。
ヤマザクラは、花の色がピンクだったり白かったり、葉の色が緑だったり赤かったりと個性がいろいろだ。日本の桜の多くを占める染井吉野とは印象がかなり異なる。
これまで2度来たことがあったが、今回は1日中吉野を歩き回ったことで、その奥深さに少し触れることができたような気がする。
中段はさくら葉寿し、柿の葉も混じる、 下はカキもごはんも大盛のカキフライ丼 (↑42KB) |