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2006年2月3日(金)
曇一時雨、のち晴れ
沖縄県宮古島市 熱帯植物園、少年自然の家、カママ嶺公園、来間島
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1.
1本だけ目立ってよく咲いていた桜。
2006.2.3-沖縄県宮古島市 熱帯植物園(82K)
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2.
南国の植物に囲まれて咲く。
2006.2.3-沖縄県宮古島市 熱帯植物園(83K)
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3.
私が見た限り、8本の桜があった。
2006.2.3-沖縄県宮古島市 少年自然の家(80K)
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4.
島のあちこちの民家に桜が植えられていた。
2006.2.3-沖縄県宮古島市来間島(61K)
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5.
2本だけあった桜のうちの1つ。
2006.2.3-沖縄県宮古島市 カママ嶺公園(72K)
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6.
畑のそばに植えられていた桜。
樹高は3m近くある。
2006.2.3-沖縄県宮古島市平良字西里(84K)
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旅日記
初めての宮古島で桜を探す。さて、素敵な木は見つかるだろうか。
熱帯植物園には6本の桜があり、そのうち1本はかなりよい咲き具合で目立っていた。朝に訪ねたときは雨が降ったり止んだりで、撮影にはあまり向いていなかった。見学者は私一人だけ。
隣接する少年自然の家にも8本の桜。でも、こちらの咲き具合はあまり良くない。建物に囲まれた場所にあるからだろうか。時折雨が強く降ってきてカメラを守るのが大変だ。
次は、1690mという長い橋を渡って来間島へ。まずは展望台から島を眺めるが桜は見えない。食堂のおばちゃんによれば1軒のお宅が桜を植えているとのこと。その桜はまだしっかりつぼみだったが、「他にもあるかも」というおばちゃんの言に従って探すと他の民家で咲き始めの桜を見つけた。例年、宮古島よりも遅いらしい。
飛行機出発までに宮古島で再度桜探し。同宿の女性が昨日桜を見たというカママ嶺公園には2本の桜があり、うち1本が5分咲き。まだ背が小さいので、これからの成長に期待したい。
更に、市街地の民家と畑にいくらかまとまって桜が植えられていた。でも、熱帯植物園ほど元気ではない。やはり手入れの違いなのだろうか。
飛行機の時間が迫るが、午後から晴れてきたので熱帯植物園だけには写真を撮り直しに行く。昨日の石垣島もそうだったが、飛行機に乗る前に晴れてくるというのはちょっと不運だ。
13:45、レンタカー会社に到着。今回の撮影はすべて終了。あとは茨城の実家へと向かう行程を残すのみだ。
今回の沖縄旅行で感じたことをいくつか書いてみる。
今年の沖縄は全般的に桜の咲き具合がいい。本島本部町の八重岳は、足掛け8年通っていてこんなに咲き具合がいいのは初めての経験だ。咲き具合がいい理由は、前にも書いたとおり暖冬でなかったため、桜の休眠が十分だったせいだろう。(春咲きの桜は、開花前に一定期間の寒さを必要とする。) 地球温暖化が心配されているが、今後暖冬が続くとこんなにいい桜を見る機会が減るかも知れないと思うと心配だ。
一方、全体的に咲き具合がいいという中でも、場所によって桜が元気でないところも目に付いた。
桜並木で、桜の根をアスファルトでほとんど覆ってしまっているような場所、
岩がごろごろしているような場所、
広い場所に桜をぽつんと植えているような場所、など。
そして、石垣島や宮古島の咲き具合は本島に比べると全体的にあまり良くないような気がする。これは気候のせいだと思われる。与那国島、南大東島など本島以外でも各地に桜が植えられているようなので、これからも機会があれば訪ねてみたい。
改めて、今年の沖縄は咲き具合が良かった。こういう年に十分な時間をかけて回ることができたのは大変幸運だ。昨年は思いがけず会社を辞めることになったが、天に桜の神様がいるとすれば「咲き具合のいい沖縄の桜をじっくり見ておきなさい」という采配だったのかも知れない(笑)。
さよなら、沖縄の桜たち。また会いましょう。
今日の食事
上は島で食べるうまいそば、
下は石垣牛を使った空弁
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- 朝:石垣で買ったサーターアンダギー(沖縄風ドーナツ)を食べる。冷めてもほろほろやわらかくておいしい。
- 昼:来間島のパーラーみなみで(沖縄)そばをいただく。三枚肉はちょっと硬かったけれどだしがうまい。麺ももちもち。量も十分でうれしい昼食になった。
- 夕:那覇空港で買った空弁(空港のお弁当)「石垣牛くわっちー弁当」を本州まで持ち帰って、上野駅発のJR特急の中で食べる。ごはん、黒米入りごはん、石垣牛の焼肉、赤魚西京焼き、パパイヤイリチー(炒め物)、昆布イリチー、ゴーヤの酢の物、田芋でんがく。
このお弁当の石垣牛は冷めてもやわらかくて、肉の味がしっかりしておいしい。他の料理もおいしくて、沖縄を思い出す。
ああ、帰って来たくなかった...。
- 今朝までの睡眠時間:
- 6時間。最後の夜なのでなんだか寝付けなかった。
- 今日のフライト:
- JTA514便宮古14:45-那覇15:30と、JAL1922便那覇16:50-羽田19:00を乗り継ぐ。宮古発は定刻だったが、那覇空港の離発着混雑のため上空での旋回が長く、到着は15分遅れ。乗り継ぎに余裕をみていて良かった。那覇発は10分遅れたが、追い風のため羽田着は定刻より数分早いくらいだった。
さよなら、沖縄。
東京・浜松町に着くと気温はたった1度。宮古の最高気温が21度近かっただけにその差は厳しい。JR山手線のホームで急いでダウンジャケットを着込む。
- 今日の昼寝:
- なし。帰りの機中とJR特急列車の中では必死でホームページを作る。
- 今日のレンタカーの走行距離:
- 46Km。昨日と合わせて65Kmしか走っていないのに、満タンにしたら10リッター近くも必要だった。このクラスの車で燃費がリッター6kmってことはありえない。車を返すときにレンタカー会社に申し出て、ガソリン代を少し返してもらった。前にこの車を借りた人が給油しないで返したらしい。その客も困ったものだし、満タン返しを確認しなかったレンタカー会社も困ったものだ。
まぁ、格安で借りているので強い文句は言わなかったけど。
- 今日のお土産:
- 自分には、シークワーサージュース1本。実家には、焼き菓子が好きな母にちんすこうと、お菓子諸々の詰め合わせ、シークワーサーの実、たんかん(沖縄のみかん)。シークワーサーとたんかんは特に好評だった。
- 今日の宿:
- 茨城の実家。帰ってきたくなかった...。
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