モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2004年4月10日(土)
快晴

静岡県三島市 国立遺伝学研究所、三嶋大社



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1.
入場してすぐに迎えてくれるのは
山桜枝垂という珍しい桜。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(58K)
2.
施設内にある桜のトンネル。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(86K)
3.
施設の中でも目を引く河西桜。
個人宅で見つかったものだという。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(85K)
4.
ピンク色が美しい奥州里桜。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(33K)
5.
咲き始めの大村桜。
花の真ん中に小さなつぼみが残っている。
2段咲きなのがよく分かる。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(33K)
6.
こちらも色がきれいな朱雀。
京都で広まっていた桜だそうだ。
遺伝研ではもっとたくさんの種類の桜に
出会ったが、とてもこのページでは紹介
しきれないので、ご容赦願いたい。
2004.4.10--静岡県三島市 国立遺伝学研究所(54K)
7.
大社の参道。染井吉野は終わりかけ。
2004.4.10--静岡県三島市 三嶋大社(81K)
8.
手前の枝垂桜は、まだ満開だった。
2004.4.10--静岡県三島市 三嶋大社(62K)


旅日記

山手線で東京駅に着いたのは新幹線ひかり号の出発時刻の2分前だったが、なんとか駆け込みで間に合った。前日も24時頃まで残業していたので寝坊してしまったのだ。いい加減で早く仕事が楽になってほしいものだ。
新幹線に乗るまでは幸運だったが、降りてからは多少不幸である。9:55発の臨時バスは、私を含め十数人の積み残しを発生させて出発してしまった。こんなに人気があるとは知らなかった。
20分後に再び臨時のバスが来た。今度は決まっている発車時刻に関係なく、満員になったらすぐ出発してくれた。
とはいえ、普段なら所要時間15分という道のりを、駐車場待ちの車の渋滞のため30分以上かかってしまった。目的地の人気のほどが伺える。

到着したのは、国立遺伝学研究所。遺伝の研究の関係で、敷地内に約260種類の桜を植えている。施設は通常は非公開だが、年に1日だけ桜のシーズンに公開される。今日がその公開日なのだ。
他の見学者によれば、TVの複数のローカル番組で一般公開のことが紹介されたらしい。それも今日の人気に拍車をかけているのだろう。
門を入ると、いきなり「山桜枝垂」という見たこともない桜に出会い、びっくりさせられる。この後も、次から次へと珍しい桜の洗礼を浴び、感動するやら戸惑うやら忙しいやらで大変である。
桜以外をテーマとした遺伝関係の面白そうな研究発表もいくつかあるようなのだが、私はわき目もふらずひたすら桜を追う。

敷地の中では、敷物を敷いてお弁当を広げるグループもいくつかあった。年に1日だけのお花見を楽しんでおられたようだ。
咲いていた種類だけでも数十あって、結局私は咲いていたすべての桜の写真を撮ることはできなかった(まぁ、当然であろう)。27度まで上がった気温のせいで疲れもした。ここにしかない種類もいくつかあったようだが、来年以降にまた期待せざるを得ない。

帰りのバスを途中で降り、三嶋大社へ。
染井吉野は聞いていたとおり散り始めだったが、枝垂桜の一部はまだ満開を保っていた。夕暮れの桜の表情を楽しんだ後、徒歩で三島駅に向かった。

ところで、今日ショックだったのは7万円もしたジッツォの三脚が壊れてしまったことだ! 三脚の「エレベーター」という上に伸ばす棒の部分がどうやっても伸びなくなってしまったのだ。業務成績が良くなくて4月から給料が下がってしまったので(桜ハンティングにかまけていたせいではない、と思う)、しばらくは不自由さに耐えながらこのまま使い続けなくてはならないかも知れない。あぁ。
一方でちょっとうれしいこともあった。東海道新幹線の案内放送の音楽がTOKIOの「BE AMBITIOUS」に変わっていたこと。原曲を聴くと勇気がもらえる気がして、涙ぐんでしまうこともある。この曲で元気になって、三脚の故障も乗り切ろう。


今日の食事
上はセブンイレブンのお弁当。
下は桜えびの駅弁。
(↑47KB)

今日の昼寝:
なし。

今日の車での走行距離:
0Km。

今日の宿:
東京の自宅。


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