モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 title

2004年1月31日(土)
晴れ時々曇

鹿児島県奄美大島



このページの小さな写真をクリックすると、より大きな写真を表示します。
大きな写真が表示された後、元のページに戻るときにはブラウザーの「戻る」ボタンを押してください。


1.
花の色が少し違うものも混じる。
2004.1.31--鹿児島県龍郷町奄美自然観察の森(64K)
2.
久しぶりの青空の下でピンク色が映える。
2004.1.31--鹿児島県龍郷町奄美自然観察の森(64K)
3.
濃いピンク色が印象的。
2004.1.31--鹿児島県龍郷町本茶峠(70K)


旅日記

初めて奄美大島に上陸した。来たことのない場所に来ると、どきどき感とか放り出され感が心地よい。離島となるとその感覚が一層増すように思う。

今回も先週と同様1泊2日という短い滞在のため、行く場所を前もっていくつか候補に挙げている。まずはその中から空港に一番近い奄美自然観察の森を目指す。

今日は久しぶりの晴れだそうだ。気温もかなり高く20度ある。日差しのあるところではもっと暑く感じる。この好天と暖かさに誘われてか、盛りの桜の下では盛大に宴会が行なわれていた。同じ南国の沖縄ではあまり見ない光景だ。

ここにあるのはカンヒザクラ。台湾や南西諸島と、日本本土では鹿児島から東京あたりまで植えられている。やや濃いピンク色の花が、あまり開ききらずやや下向きに咲く。
園内(標高約270m)の桜は6分から満開といった感じだ。青い空をバックに撮るとピンク色が一層引き立つ。
奄美大島のカンヒザクラも、山の上から下に向かって咲くという。沖縄と同じ現象が起きている。
日本の多くの桜は、開花する前に休眠を必要とする。この休眠は、ある低い気温が一定期間続くことで満たされる。南の島の場合、気温の低い山上の桜が先に休眠を終え、咲き始めるのだ。
この後平地にあるいくつかの集落で桜を見かけたが、どれも咲き始めに近く、この公園よりも花が遅かった。

次に訪れたのは本茶峠。最も高いところの標高は280mほどあるが、5分から7分といった感じで、峠を下るほど花が少なくなっていく。
峠とあって峰や木々に妨げられ、光線状態はあまり良くなかった。

奄美大島では、追い越し禁止の道で2回も追い越された。追い越し可の場所でも、かなり無理な追越をかけられた。私の車が遅くてつかえているわけではないのに、だ。なかなか運転しにくい土地柄のようだ。

天気予報が変わり、明日は午後から雨になるらしい。午前中の早いうちに残りの桜を見たいものだ。


今日の食事
上はうまい鶏飯、
下は豪華な夕食
(↑53KB)

今朝までの睡眠時間:
4時間半。ああ睡眠不足。

今日の昼寝:
機内で30分と、レンタカーで走っている最中にどうしても眠くなって、車を止めて10分。

今日のフライト:
JAS599便羽田9:00発、奄美大島11:25着。機材は、エンジンに亀裂などの不具合が見つかったことで知られるMD81。羽田−奄美便は1日1便のため、ずっと運休対象から外れているらしい。他の路線では今日現在まだ何便かの運休が続いている。
今回は、昨年末に一部のマイレージが無効になりそうだっため、あわてて計画した旅である。2001年以来久しぶりに使うマイレージの特典航空券だ。

今日のレンタカーでの走行距離:
112Km。

今日の宿:
奄美大島瀬戸内町にある、マリンステイション奄美という宿。中はきれいなビジネスホテル風。ホテルの前には、まるでプライベートビーチのようにヤドリ浜が広がる。満月直前の月に照らされ、浜はとてもロマンチックだった。明日の天気が悪くなるなんて信じられない。


[次の旅日記(2004年2月1日「 鹿児島県奄美大島 」)へ]
[前の旅日記(2004年1月25日「 沖縄県名護市名護城、今帰仁村今帰仁城址、本部町八重岳 」)へ]

[2003年秋から2004年初夏までのインデックスへ]
[モバイラー中ちゃんの気まぐれ桜旅 メインページへ]