2000年3月18日(土) 晴れ時々曇。
静岡県修善寺町のシュゼンジカンザクラ
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2000.3.18--静岡県修善寺町 修禅寺(83K)
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2000.3.18--静岡県修善寺町 修禅寺(71K)
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シュゼンジカンザクラの花は、遺伝的に近いカワヅザクラにかなり似ている。
2000.3.18--静岡県修善寺町 修禅寺(72K)
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シュゼンジカンザクラの問い合わせ先
修善寺町役場 0558-72-1111
旅日記
静岡県修善寺町の修禅寺にやってきた。(町名とお寺の名前で漢字が違う。)
今週は公私共にものすごい忙しさだったので身体はくたくたなのだが、明日は雨という予報が出ているため重い足どりでやってきた。だけど、桜を見ると疲れが吹き飛んでしまう。
修禅寺の境内には5本の桜がある。去年の3月13日は満開に近い状態だったが、日付で5日遅い今日はまだ平均して5分咲きといった感じだ。これまでがやや寒かったため、開花が去年より少し遅れているようだ。
そういえば、今年3月17日に発表されたソメイヨシノの第2回開花予想も、3月2日発表の第1回に比べて予想日が遅くなっている。3月前半の低温が桜のカレンダーの進み方を少し遅らせているらしい。
今日は連休最初の土曜日なので、観光客が次から次へとやってきては、少し早い桜を楽しんでいる。
シュゼンジカンザクラは、カンヒザクラとオオシマザクラの交配種だと言われている。
これは、私の大好きなカワヅザクラや、上野恩賜公園や熱海で見たオオカンザクラと同じ組み合わせだ。
花の色は、かなりカワヅザクラに近いと思う。私の大好きな、上品なピンク色だ。でも、花付きはカワヅザクラのほうが少しいい。一方、シュゼンジカンザクラのほうが高い樹になるようだ。
ここでも、「花吸い」のメジロやヒヨドリが桜の蜜を求めて枝から枝へと渡り歩く。メジロとヒヨドリが1本の木で出会うと、体長が半分ほどしかないメジロがヒヨドリに追いかけられ、あきらめて飛び立っていく。でも、しばらくすると、ヒヨドリのいなくなった隙を狙ってメジロが戻ってきたりする。鳥の世界も競争が激しい。
去年修禅寺に来たときは曇天に悩まされたが、今年は時々小さな雲が太陽の前を通り過ぎる程度だ。
光線状態が良かったので、撮った写真の枚数も、今年のほうが多い。それに、日だまりに立っているとぽかぽかと暖かい。
太陽の恵みを感じた春の休日だった。
今日の食事
- 朝:自宅で食パンとプルーンジャム。飲み物は紅茶。
- 昼:三島駅で買った「桜えびめし」という駅弁を、修善寺行きの電車の中で食べる。桜えびの乗った炊き込み御飯、さくらの形に型抜きした桜漬、大根ときゅうりの糠漬け、たけのこ・さやいんげん・こんにゃく・人参・干ししいたけの煮物、昆布巻き、鳥から揚げ、野菜のかき揚げ、海老のから揚げ、魚のすり身(魚肉ソーセージかも)のしそ巻の天ぷら、鯛の切り身を焼いたもの、伊達巻、肉団子。桜えびの香りがGOOD。鯛もうれしい。
- 夕:再び三島駅で駅弁「めし彩時季」を買う。地鶏の照り焼きごはん、生姜、青菜の漬物、ごぼうの漬物、いり卵、こんにゃくの煮物、きんぴらごぼう、野菜のかき揚げ、昼と同じく魚のすり身(魚肉ソーセージかも)のしそ巻の天ぷら、そして鮎の甘露煮1匹分。鮎に程よく味がしみていておいしかった。
三島駅の駅弁は種類が多くてうれしい。
- 今日の温泉:
- 修善寺の温泉街を歩いていて、筥湯という温泉銭湯を見つけた。今年の2月にできたばかりだという。できたてだけあって、中はとても清潔だ。壁も浴槽も木製でいい香りがする。透明のお湯が浴槽いっぱいに満たされている。今週の疲れを少し解消できたような気がする。中には石鹸やシャンプーがないのでご注意のほどを。(入浴は大人350円)
昭和20年代までは修善寺に9つの外湯があったが、その後川原にある独鈷の湯だけになってしまった(独鈷の湯は露天風呂だが、周囲から風呂の様子がよく見え、しかも観光客がよく訪れる場所にあるため、男の私でも入るのに勇気が要る)。再び観光客に外湯巡りを楽しんでもらうためにこの筥湯を復活させたそうだ。
今日の昼寝:温泉でゆっくりした後おいしい夕ご飯を食べたりしたら、寝るなというほうが無理だ。帰りの電車の中で1時間半。
今日の車での走行距離:0Km。
今日の宿:東京の自宅
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